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2008-02

提案

 1つ提案したい。

 

 4年に一回訪れる2月29日は

 国民の祝日にしようよ・・・と。

 

 何故って?

 

 そりゃぁ、

 なんだか1日だけ余計に働かされる気分になるから・・・じゃん(^_^;)

 

 大体、1ヶ月30日と31日があっても、

 1日実働が増えても、月給の場合は一緒。

 

 それが当たり前って思ってるだけだし、

 実際のところ休みもあまり関係なしに動いてたりすると、

 2月の短さは、なんか得した気分にもなれるのだが、

 今年は1日多い・・・と(爆)

 

 4年に一度の祝日があったっていいじゃん?>日本

チーム

 成績を示す場合、

 本当の結果を出すのはギリギリまで行わず、

 最後の最後で正直に見せる(というか見えてしまう)やり方がある。

 

 それは個人的な事に於いては、よくあるパターンで、

 必要以上にマークされたり、奢って見えない等様々な戦略にも役立つが、

 これが集団をコントロールする上で行われると問題になる。

 

 指揮する側は、より先を見て布石を打つ必要があり、

 そのために予測を立てる事に重きを置くが、

 その予測に必要なそれぞれの状態や成績等を見せない形で動かれると、

 現在の状況しか確実な物は解らず、予測の確度も落ちるからだ。

 

 で、今の私の仕事は、まさにその予測を立てる事にあるから、

 今まで培ってきた経験に基づく様々なパラメータやアルゴリズムを

 駆使して、自分なりの数値を導きだすのだが、その基本となるデータが

 どうしても1ヶ月半遅れる実数なので、予測には「・・・だろう、な部分」

 が多くなる。

 

 今日はそんなデータを提示しながら会議をしていたが、

 予測できる数値の感触があまり確かではなかったため、

 その時間はある部分無駄になってしまった。

 

 成績を良く見せるための策を取っているのではない事がわかっていても、

 各部署で予測を精査して出さない事は、実際に決算するまで答えが見えない

 闇夜の無灯火走行にも似た経営に繋がる。

 

 個人競技では有効な戦略も、

 団体競技を行う上ではブレーキになる事をプレーヤーは認識して

 チームワークに徹する気持ちが大切だ。

 

 そんな事を会議の最中に感じながらも、

 結局この予測は、自分を信じて行うしかない現状を見て、

 自分こそがチームワークを推進する気持ちであたらないとなぁ・・と思う。

 

 チームを組むには、チームだという事を、

 まずお互いに認識しないといけなくて、

 今までもそうやって集団を引っ張ってきたのだから、

 今置かれている現状においても、それが大切な事は明白なのだ。

 

 しかし・・・

 と、思わないで、根気よく頑張るかなぁ・・・(/–)/

ゴーストブロガー

 「ねぇ、あの子に新しい分野に移ってって伝えた?」

 

 「あ、まだです。」

 

 「そう・・

  じゃ、なるべく早く伝えてね。

  でも簡単に言わないでね。

  『あなたじゃないとできないから頼む』って言って。

  普通に異動です・・なんて言ったら辞めちゃうわよ」

 

 「そうですか」

 

 「あの子はそういう風に頼まれると断れない子なのよ」

 

 

 聞くとはなしに聞いていた、

 喫茶店での話。

 

 こっちは別の打合せがあって、

 その相手を店で待っている時だった。

 

 

 「で、戦略なんだけど、

  とにかくネット使って若い子達の気持ちを掴みたいのよ。」

 

 「そうですね。

  それならモデルパターンとテンプレートを見て頂いて」

 

 「う・・・ん、まぁ、そう・・なんだけど」

 

 「何か?」

 

 「誰かブログ書いてくれないかなぁ・・・」

 

 

 え?

 ココにブログ(と言うかホームページと言うべきか)書ける人間いますけど?

 

 

 「例えば朝とかにさぁ、私が電話して30分位会話して、

  今日は美容の話とか、今日はメイクの話とかね・・

  それを聞いてもらって、私のニュアンスで書いてもらうって・・

  そういう人居ないの?」

 

 「ブロガーは基本的に素人ですからねぇ・・・

  そういう文章をそれっぽく書くのは難しいでしょうね」

 

 

 どうやら美容、もしくは健康系ショップを扱う会社の人らしい。

 デカイ声で喋りまくるから、嫌でも耳に入るのだが、

 そういう商売て成り立つのかも・・と真剣に考えた。

 

 確かに喋るのは得意でも文章にするのは苦手な人は多く、

 そこに様々な仕掛けや規制をかけて書き、しかも毎日電話で話をし、

 自分とは違う人格を持たせて仕上げ、しかもそれがブレないとなると

 難しいのかも知れない。

 

 そんな時こそ、文章を書いて商売が成り立つプロの出番なのだろうが、

 今の日本には下手なマスコミよりよ素晴らしいブログ展開ができ、

 かつ日常的に更新をつづけている人間は恐ろしく少ないだろう。

 

 

 「ねぇ、それとさ、サプリ売りたいのよ。

  やっぱりサプリっていいのよ〜」

 

 「じゃぁ、どうやって展開していきます?」

 

 「うん、まず私が会長を説得する。

  利益率と販売予測のデータは作ってあるから、

  あなたは店舗展開のプラン考えて。」

 

 「店内の改装ならプランはご用意できますし、

  新たに出店するなら、候補地はマーケティングかけて

  用意します」

 

 

 話を聞いてる男性は、

 どうやら彼女の会社のスタッフではないようだ。

 どこかで何らかの売り物を提案するような話し方が混じるのだ。

 

 で、ブログのゴーストライターに立候補する気分が、

 辛うじて押さえ込まれているように、思える。

 

 それにしても面白い。

 

 ブログを販促ツールとして有効に使いたいから、

 ゴーストライターを探す・・という時代が来たらしい。

 

 ちゃんと仕事になるんだったら、

 「マジ、やらせろ」と言いたくなる。

 

 

 うん・・・

 

 数字漬けの日々には、

 既に飽きてしまったようです(/–)/

プロ

 「感性の話をしたいんだけど?」

 

 「どうした、いきなり?」

 

 「最近、仲間内と話しても

  スペックの話が多くて、つまらんのよ」

 

 

 カメラマンの友達と話す事があった。

 

 彼は所謂一匹狼で、

 ワイドの使い方が上手い、

 オールマイティなプロフェッショナルだ。

 

 ただ、最近のデジタル出稿には抵抗があるようで、

 今一積極的にデジカメに移行していない。

 

 

 「なんかデジって、ピントが合わせ難い感じあってさ・・

  フルサイズってどう?」

 

 「フルサイズ使ってない?」

 

 「うん、デジなんて消耗品だから、

  高価なフルサイズはコストに合わないのさ

  でさ、こんな話をするとさ、

  スペックを語るヤツが多くて嫌なのさ」

 

 「あ・・・なるほど」

 

 

 画素数が上昇し、センサーサイズも35ミリのフルサイズに移行しだし、

 無駄なスペック競争と、必要以上のクオリティを求めるユーザーが増えている。

 (レンズの性能から言っても800万画素で充分)

 

 周辺減光が・・とか、歪みが・・とか、

 レンズの中にゴミや生成上発生した泡などがあって使えない・・とか、

 語られるのは、まさにスペック関係が多い。

 

 バイクに置き換えれば、

 自分の持っているバイクの最高速が何キロ出るとか

 0ー4が何秒か・・とかを誇るような物。

 

 もっともそんな話を、我がMC関係者にすれば、

 実験しよう・・という事になって・・(/–)/

 

 

 「デジってさ、凄くピントに厳しい感じがしないか?」

 

 「うん、そんな感じがしてる。

  特にフルサイズは厳しくて、

  オートフォーカスに頼るとヤバイ感じがするから、

  基本は自分で合わせる・・・感じだよ」

 

 「やっぱなぁ・・・」

 

 

 フォトグラファーとして知りたい、

 写りの感触やクセなどの話ができないのは、

 つまらない事だろう。

 

 だから、そんな相手に選んでくれた事を素直に喜ぶけど、

 実際に大切な問題、ハードよりもソフトについては、

 形の無いものだけに、感性が合わないと話にもならない事は確かにある。

 

 

 「昔はさ・・・

  写真なんて、ちょっと覚えれば誰だって撮れるって思ってたけど、

  意外に皆、できないんだなって、ここんところ気付いたよ」

 

 「誰でも上手く撮れちゃったら、商売になんないでしょ?」

 

 「そうなんだけどさ。

  でも、ホント、誰でも写真なんて撮れるって思ってたんだよ」

 

 

 誰でもできそうな事で、商売を成り立たせるのは難しい。

 

 さすが・・・と思わせる何かは、

 間違いなく感性によって生み出される。

 

 そしてその「さすが」と思わせる何かを

 コンスタントに提供するのがプロであり、

 その感性を研ぎすます為の修練を怠らないのもプロなのだろう。

 

 でも・・・

 

 そんな風に言われると、

 私の撮ってる写真こそが、

 誰にでも撮れそうな写真なんじゃないか・・・と

 悩んでしまうのも事実。

 

 もっともっと写真、撮らなくちゃねぇ・・(^_^;)

外仕事

 澄み切った明け方の空を見て、

 思わずザマーミロ!と呟く。

 

 晴れ男の面目躍如で、

 雲一つ無い絶好の撮影日和が訪れたようだ。

 

 今日は、パンフレットのスチール撮影で、

 早朝から外仕事。

 

 冬の日差しは短いから、予定をドンドン繰り上げる形で

 撮影を仕掛けるが、新しくできた野球場の施設を撮影したり・・と

 相手がある仕事なので、コッチが考えているほどスピードアップには

 ならなかった。

 

 でも、いいのさ。

 スチールを使ってくれるクライアントがいるのなら(^_^)

 

 

 毎週、番組に提供する写真も、できるだけ撮り下ろしにしているから、

 毎週何処かで撮影してはいるのだが、

 こうやってクライアント同行では無い分、緊張感には欠ける。

 

 そういう意味で、こういう仕事は、

 アラビア人な頭をクリエイティブに振ってくれるので、ありがたい。

 

 それにしても・・・

 今日は寒かった

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