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2008-02-24

品格

 品格というものがあるが、

 これは人格形成がなされる時に叩き込まれた物と

 自覚して努力して備わった物がある。

 

 で、困った事に、それがどうであっても

 基本的な生活にはあまり影響が無いから、

 自分の品格を上げようと努力する人は少ないのだろう。

 

 昔の日本人は、

 「恥」という考え方でそれを教え込んだ。

 

 だが今は、「恥」という概念が随分と軽くなって、

 自分さえ良ければ良い、という考えが支配的であるから、

 下品な行いをしている事にすら気付けない大人が増えてしまった。

 (勿論、自分にも当てはまるが)

 

 そのため、無意識に感じる好き嫌いのボーダーが、

 得てして品格によって引かれている事に気付かないで、

 集団の中で嫌われたり疎まれたりする人間もまた、少なくない。

 

 最近感じている事は、下品な振る舞いを半強制されるような状況に於いて

 無理に合わせる意味も根性も失ってきた・・・という事。

 

 そして、自分が対等もしくは目下という立場から話をしたいと思えるのは、

 少なくとも品格が近い、もしくはちょっと上・・位の相手だけで、

 それ以外の人とは、腹を割って話をする気にもなれないのだ。

 

 しかし、ビジネスの場では、これがなかなか難しい。

 好き嫌いで人を判断するのはもってのほかだし、

 集団を束ねるにはレベルを統一するやり方も必要だったりする。

 

 で・・・・

 ストレスが溜まるワケだ(^_^;)

 

 そして今宵も、

 杯を重ねたい気分になるのだが、

 その時間が少ないってのが・・・・

 一番の不満だったりする(/–)/

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