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2008-02-16

写真教室?

 スチールを撮りに出かける。

 

 朝から天気は良くて、春を予感させる空気が、

 目指す梅林の状態を暗示する。

 

 抜けるような青空には所々に大きめの雲が出ていて、

 日差しが上手く当たるかどうか・・が、ちょっとだけ気がかりだが、

 とにかくこの週末に撮っておかないと来週の放送に使う写真が無いのだ。

 

 

 「随分大きいレンズですね、重いでしょう?」

 

 「えぇ、重さはありますね。

  明るいレンズなんでしかたないんです。」

 

 「何ミリですか?」

 

 「200です。」

 

 「え?

  もっと凄い望遠なのか・・と思いましたよ」

 

 

 いきなり、カメラ好きの男性に声をかけられた。

 

 ここのところ、観光地でスチールを撮っていると、

 こうした声がやたらにかかるのだ。

 

 まぁ、私の格好もそれなりに派手(異質?)だし、

 持っているカメラやレンズも仰々しいから、

 それは必然的に起こる事なのだろう。

 

 (今日は黒いジャンパーに革のベストと、革パンと革のキャップ・・と黒ずくめで、

  クレームが来ても対応できるように・・とIDカードをぶらさげている)

 

 

 「今日は何の撮影ですか?」

 

 「今の風景を番組で使うんですよ」

 

 「テレビなんですか?」

 

 

 それにしても、今日はこういう質問が多いな・・・と思ってよく見ると、

 とにかくデジタル一眼レフを持つアマチュアカメラマンが多い。

 

 コンパクトカメラを持つ人よりも、遙かに多くて、

 しかも2台3台とカメラを持っている人まで、いる始末。

 

 ただ、基本的には倍率の高いズームレンズをつけたカメラマンが、多いようだ。

 

 

 とにかくこっちは仕事。

 少なくとも必要なカットは撮らないと帰れないから、

 梅林に集う人達の笑顔を切り取っていく。

 

 ・・と、気付くと、私の周りにはなんとなくそんなカメラマン達が

 遠巻きにして集っている

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