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2011-04

Time tames the strongest grief.


 
 
明日は必ずやってくる
 
どんな時も
どんな人にも
 
あの日
多くを失った日本
  
何でも揃っている時代は終わり
何でも自ら作り出す時代が始まった
   
   
自粛という名の倹約は
電力不足という加速装置を得て
今までよりも景気を悪くする
  
そしてインフレ誘導の気配も見えて・・・
  
 
職場にはもう、自粛の空気は無い
 
勤務は通常のシフトに戻り
予定通りに連休も仕事となった
 
そう
逃げていたら負けるだけなのだ
 
  
次の手を考えて動く事しか
生き延びる方法が無い事は今に始まった事じゃない
 
そしてどんなに大変な事も
決して止まらない時が過去に変える
 
どんなに悲しい事も
時が癒してしまう
 
その時
あの時は大変だったって
笑って言える事が大事だと思っている
 
 

Beauty is in the eye of the beholder.


 
 
ソメイヨシノがすっかり散った後に
ひっそりと咲く桜を見つけた。
  
葉桜なのに
妙に色のバランスが良くて
しばし見とれてしまう。
 
 
こういう美しさって
好きだなぁ(^_^)

前へ行こう。振り返る暇は無い。

 
   1ヶ月ぶりに、担当している仕事が無事、再開した。
 
   いや、無事では無いか。
 
   緊急地震速報が複数回流れ、
   その都度緊張を強いられたのは事実。
 
   それでもちゃんと、
   営業は開始し、そして売上げこそ戻らなかったけど、
   どうにか再スタートが切れたと思う。
 
 
   仕事の合間に職場を移動すれば、
   既に葉桜になりつつある春の色が微笑んでいた。
 
 
 

 
 
 
   そうか・・・   
   もう、春なんだね。
 
 
   無くした物の大きさを嘆いても
   自分にとっては、正に不可抗力。
   意味の無い事を悩んでもしかたないね。
 
   様々な物を無くし、常識も無くし、
   ひょっとしたら国としての対面まで無くしてしまった日本。
 
   これだけの全世界の市民達からの温情を頂いたら、
   襟を正して、それに報いる義務も背負わないと。
 
 
   確かに、今まで拘っていた物なんて
   今は何の価値も見出せない感情が生まれてる。
 
   守るべきは何か・・・も
   よりドメスティックに、
   そして自分自身に向けて変化した。
 
   自分らしく元気に生きて、
   力を蓄え、分け与える。 
 
   それが一番だって、本当に思う。
 
 
   だから前へ向かって、
   自分を信じて進むよ。
   

Fanned fires and forced love never did well.

 
 
    人は変われるのだろうか?
    自分は、どう変わっていきたいのだろうか?
 
    それは、
    いつも考えてしまう命題。
 
    でも
    「結局変われない」という結論も、
    1日で変わってしまった「実例」も見ているから、
    要は本人の意識の問題なんだろう・・と
    思うようにしている。
 
 
    どういう環境で育ったか・・とか
    どういう教育を受けてきたかで基本的な思考パターンは象られるが、
    それをどう感じてどう反応するかは、その人の個性。
 
    その個性が強ければ、過去の環境の影響は少なく、
    学習して変化を自らに求めるなら、
    過去の様々な影響は全部踏み台にする事ができるものだ。
 
 
    今回の地震は、もの凄い経験を、
    特に、子ども達に大きく与えてしまったのは、事実。
 
    それがトラウマになるし
    価値観の崩壊と創設も強要するから、
    その子らを中心とする震災世代は、
    強い生き方が自然にできるようになれるだろう・・・
    と想像する。
 
 
    日本は、自ら変わる契機を迎えた。
 
    それをどう生かすか・・は、
    実は、個の問題だ。
 
    「何かをしなくちゃ」という思いを大切に、
    「情けは人のためならず」という言葉を噛みしめて、
    自分を力強く変えていける人が多くいれば、
    新しい日本の「スタイル」が作れるかもしれないね。
 

Catch not at the shadow and lose the substance.

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   横浜みなと祭 国際仮装行列(ザよこはまパレード)
   は今年59回を迎えるはずだった。
 
   しかし、この震災を受けて、
   実行委員会(横浜商工会議所・神奈川県・横浜市)が
   4月4日の中止決定をした。
 
 
   1953年に観光振興を目的に初開催したこのパレードは、
   戦後の復興期に花を添える形でその役割を果たし、
   風物詩のような存在でもあったように思う。
 
   進駐軍がカウボーイ姿で参加し、
   ウィンチェスターライフルで空包を撃つ等のパフォーマンスをしてくれて、
   リアルな西部劇を見るような気分にひたった事を思い出す。
 
   高度成長期を経てバブルが崩壊して、
   パレード自体は観光振興と言うよりも地域の祭として
   様変わりしながらも続いてきた。
 
   派手なフロートが減って、市民参加が増える等の変化はあっても、
   やっぱり5月の連休はこのパレードがあるもの・・との意識を持つ市民は
   かなりの数になるだろう。
 
   なのに、観光振興という目的を持つ市民参加の多いイベントを
   東北関東大震災の影響を考慮して自粛・・・って。
 
 
   観光も神奈川県や横浜市にとっては
   大きな収入源の1つ。
 
   みなとみらいも箱根も観光客の減りは目に見えるほどで、
   その結果がもたらす収入減は、不況を拡大する力の1つになりかねない。
 
   節電対策の為に夜の営業を休む飲食店もあり、
   支援の為の個人レベルの支出も増えているから、
   一般的な消費が落ち込むのは自然の流れだと思う。
 
 
 
    だからさ・・・
    自粛という動きは、
    早くやめようよ。
 
    計画停電は対策すれば良いんだし、
    普通に生活する中に楽しみを削ったら
    皆、そのうち、疲れちゃうって思わないか?
 
    避難してきた人達にだって
    縁あって横浜に来たんだから、
    横浜らしいイベントを楽しんで欲しいと思うんだよね。
 
    楽しみや喜びは見えなければ、
    ずっと悲しみだけを背負っていくしかないんだよ?
 
 
    そう思うのは・・・
 
    間違いですかね?

 

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