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2013-06

Come on! KENTAUROS SUMMER PARTY 2013

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今年は場所を変えて開催されるMC.KENTAUROSのサマーパティー。
 
兄弟達との再会は
毎年生きている事を実感させてくれる。
 
今年もまた再会しよう。

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    日時:2013年7月20日(土)雨天決行(当日、撮影があります)
    受付開始 14:00 イベント開始 15:00 イベント終了 19:00
    場所:野島公園キャンプ場
    横浜市金沢区野島町24 Tel.045-781-8146
    ・2輪・4輪は『夕照橋』交差点から『夕照橋』を渡り『野島町』交差点を
     右折し臨時駐車場へ
    ・公共交通機関:シーサイドライン「野島公園駅」徒歩5分
    会費:当日 ¥12,000- 事前振込 \10,000-(事前振込にご協力ください)
    参加記念Tシャツ付き
    ※夫婦での参加は+5,000円(振込+4,000円) 子供:中学生以下無料
    ※参加記念Tシャツは本人のみ。本人以外の希望者には当日5,000円にて
     販売します
    ※臨時駐車場は2輪:1000円、4輪:2000円
     4輪は事前予約必要(台数制限あり)
    ※事前予約のない4輪は野島公園第1・第2駐車場
     (1時間 200円 以降30分 100円)をご利用ください
    振込先:横浜銀行 元町支店 普通口座 1437748 トクヒ)ケンタウロス
    問合せ:NPOケンタウロス
     横浜市中区松影町2-5-9-108 〒231-0025 Tel.045-664-1918

    *事前振込は7月12日(金)までにお願いします
    *ゴミの軽減のため各自使い回せるうつわ等ご持参ください
    *宿泊施設はありません。宿泊者はテントの用意をお願いします
    *公共の公園施設のため街灯以外の照明はありません
     各自ランタン等ご持参ください。

    ■公営キャンプ場利用に伴う禁止事項等
     ・直火・たき火は禁止
     ・音の大きなもの(カラオケ・自家発電機)や打ち上げ花火等
     ・犬は必ずクサリなどで繋いで散歩させ、糞は飼主が持ち帰ること
     ・近隣への配慮としてできるだけ静かに来場をお願いします

父の日に思う

今日は父の日、らしい。
 
父を持った事が無い自分には
そんな日があっても何の感情も起きない。
 
だけど、父として生きた時間はあったから
そんな日が疎ましく思う事はある。
 
 
親には、感謝。
 
それは特別にその日を設けるなんて愚挙をするより
日々、気づいた時にでも、その気持ちを表現する方が良いと思う。
 
だってさ
どんな人だって必ず、父親と母親がいて生を受け、
運良く今日まで生き延びてきたのだから。
 
今両親がいようといまいと
生涯孤独に生きてこようと
やっぱり両親がいて生を受けたのだからね。
 
  
全ての事は
今の自分を作る上で必要だった事。
 
良いことも悪い事も
運が良い事も悪い事も、
全てはやっぱり必要な物だったと感じられれば
きっと今を、自分として、感じる事もできるはず。 
 
それを幸せと思うか、不幸せと思うかも
実はやっぱり、必要なプロセスなのだと思えれば
明日に対する気持ちや力が生まれてくると
私は思っている。
 
 
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一生懸命、生きたよ。
 
食べる物も削って
支えるべき人達を支えたよ。
 
その辛さ、厳しさを
今更説明する気は無いけど
愛情という強い力に支えられて
頑張れるだけ頑張った。
 
その結果がどうだったか?
って振り返りはしない。
 
少なくともその行為は
ちゃんとそれなりに実を結んでいる事を
風の便りに聞いているからね。
 
 
自分の父親は
自分に対して何もしてくれなかった。
 
でも
自分に命と、
少なくとも母親と分かれるまでの間
父親として頑張って生きた事は
ちゃんと、認めたいと思っているよ。
 
できる事なら
生きているうちに
再会したかったけど
それがかなう事はなかったね。
 
 
父の日か。
 
誰のための日、なんだろうね。
 

Kさんへ

「深夜0時45分着
 早川漁港で待ち合わせでお願いします。」
 
「え〜っと
 それって東海道の最終でって事ですよね?
 
「はい。
 船はその日の状況で早ければ1時半、遅くとも3時位までには出ますから
 最終で来てもらって待って頂きます。」
 
 
ふ〜っとため息をついてしまう。
 
それが定置網漁の取材打合せで
一番疲れる部分だった。
 
その時応対してくれた担当者は
人の良い顔が滲むような笑顔の中に
ちょっと凄みのある視線を絡めていたように感じた。
 
 
 
「おはようございます。」
 
「お待ちしてました。」
 
 
深夜の早川漁港で再会した彼は
正直言って恐かった。
 
そりゃそうだ。
180センチ以上ありそうに見える巨漢。
 
しかもガッシリと太い体躯は、
体力自慢の漁師達よりも一回り大きく
その眼差しには力強い光が灯っているのだ。
 
勿論、話を始めればあの優しい口調になるのだが、
漁港であり彼の戦場でもあるこの場では
その纏う空気が全く違う。
 
そして私達は、1時間も待たずに
漆黒の凪いだ海に浮かんでいた。
 
 
「漁の取材が終わったら
 今日上がったマサバをもらってくるので
 刺身作りますから一緒に食べませんか?」
 
「え?ホント?
 サバの刺身なんて滅多に食えないですよ。
 嬉しいな」
 
 
根っからの食いしん坊な自分は
その頃やっと流通しだした関サバの刺身を
思い出していた。
 
サバは足が速いから生では食べられないという常識が
漁法の進化と流通の進歩で覆されつつあった時代の話で、
それでもまだ「松輪のサバ」や「関サバ」などの高級な物くらいしか
刺身で出会える事がなかったから
今朝とれたマサバの刺身が食べられなら食べてみたいと思ったワケで。
 
そして定置網漁の取材が終わった後、
彼の実家が営んでいる店(和食系飲み屋?)に
図々しくもお邪魔したのは言うまでも無い。
 
 
「こうやって多くの方に取材して頂くんですけど
 同じ様にお誘いしてもつきあってくれたのは初めてですよ」
 
「え? そうなんですか?
 信じられないなぁ〜」
 
 
取材は、どれだけ対象者に対して近づけるかで質が変わるから
私はなるべく早く、失礼と思いつつも感情に立ち入る無礼を伴いつつ
その懐に飛び込むように努めてきた。
 
誘いがあったら、スタッフを返してでもおつき合いする。
(勿論時間が無い場合は諦めるけど)

その自分流に従っただけなのだけど、
過去、徹夜で取材した人達はヘロヘロだったのだろうと、
勝手に想像してみたりした。
 
そして・・・
 
彼は店の調理場で、
プロの物としか見えない刺身盛り合わせを手早く作り、
飲めるなら飲んでね・・と酒まで用意してくれたのだが・・・
 
その店には、普通この手の店には存在しない物が
2つある事に気がついた。
 
一つは魚に対する説明書きで
刺身を食べるタイミングの事に使われていた言葉「死後硬直」(爆)
 
そしてもう一つはウィスキーの瓶だが、そのブランドは「ベンネヴィス」だった。
 
 
「死後硬直」という言葉は、彼が研究職である事から出た
真面目な解説故の言葉だと想像するけど、飲食店に「死後硬直」って・・
と思いつつも、これをキッカケに面白い話をしようという仕掛けかな、と
勝手に想像した。
 
だけど、「ベンネヴィス」だけは不思議過ぎる。
何故ならこのブランド、相当なスコッチ好きじゃないと選ばない酒で、
モルト好きと言う人でさえ敢えてこれを選ぶ人は、ちょっといないように思うほど
マイナーなブランドであったからだ。
 
 
「あの・・・ベンネヴィス?」
 
「あ、気付きました? スコッチ好きなんですよ。
 サンプルとかを含めてもウチには2000本以上ストックがありますよ」
 
 
はい、見つけました、モルト馬鹿。
明らかに私と同類です(爆)
 
以来、酒飲み友達になったのは、言うまでも無い。
 
ただ彼は、他人の世話をする事の忙しさと、
好奇心と真面目さのかけ算で仕事の幅を広げ過ぎる事と
それに対してキッチリ進めていく実行力の凄さ故の時間の無さ、
そして黙っていると恐怖を覚えさせるほどの容姿が
きっと伴侶との出会いの幅を狭めていたのだろう。
  
会話になれば、その人なつっこさと聡明さが混じる言葉や
優しさが滲む笑顔の魅力が発揮される人なのに
何故か今日まで伴侶を迎える事がなかったようだ。
 
そして今日、その彼の披露宴に、
職場以外の友達としても異色な存在として出席させて頂いた。
 
 

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良かったね
この素敵な人と出会うために
君は今まで1人で突っ走ってきたんだね。
 
おめでとう
今度は3人で飲みに行こうね(^_^)

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