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2013-06-16

父の日に思う

今日は父の日、らしい。
 
父を持った事が無い自分には
そんな日があっても何の感情も起きない。
 
だけど、父として生きた時間はあったから
そんな日が疎ましく思う事はある。
 
 
親には、感謝。
 
それは特別にその日を設けるなんて愚挙をするより
日々、気づいた時にでも、その気持ちを表現する方が良いと思う。
 
だってさ
どんな人だって必ず、父親と母親がいて生を受け、
運良く今日まで生き延びてきたのだから。
 
今両親がいようといまいと
生涯孤独に生きてこようと
やっぱり両親がいて生を受けたのだからね。
 
  
全ての事は
今の自分を作る上で必要だった事。
 
良いことも悪い事も
運が良い事も悪い事も、
全てはやっぱり必要な物だったと感じられれば
きっと今を、自分として、感じる事もできるはず。 
 
それを幸せと思うか、不幸せと思うかも
実はやっぱり、必要なプロセスなのだと思えれば
明日に対する気持ちや力が生まれてくると
私は思っている。
 
 
8488DFP
 
 
一生懸命、生きたよ。
 
食べる物も削って
支えるべき人達を支えたよ。
 
その辛さ、厳しさを
今更説明する気は無いけど
愛情という強い力に支えられて
頑張れるだけ頑張った。
 
その結果がどうだったか?
って振り返りはしない。
 
少なくともその行為は
ちゃんとそれなりに実を結んでいる事を
風の便りに聞いているからね。
 
 
自分の父親は
自分に対して何もしてくれなかった。
 
でも
自分に命と、
少なくとも母親と分かれるまでの間
父親として頑張って生きた事は
ちゃんと、認めたいと思っているよ。
 
できる事なら
生きているうちに
再会したかったけど
それがかなう事はなかったね。
 
 
父の日か。
 
誰のための日、なんだろうね。
 

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