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2008-01-17
求人
- 2008-01-17 (木)
- 日記的雑感
人材を確保するために、求人をする・・・
というのは当たり前の事。
だが、ぎりぎりの経営をしている会社は、
安価に安定した人材を派遣会社から送ってもらって
どうにか頑張っているのが、普通になってきたように思う。
だが、そのやり方は、
実は大きな落とし穴がある。
会社が求めるのは多様な能力である事が多く、
派遣社員は限定した能力を売りにしているのが普通だから、
需要と供給にバランスが取れない結果を招きやすいのだ。
最近の若者を見ていて感じる事は、
自分の興味が尽きた時点で簡単に職を換える・・・という事。
若者の人口が少ない分、就職先は多くあって困らない・・という現実もあり、
どこでも雇ってくれる年齢&学歴があれば、
「やりたい事は何でもやってみよう」という考えが生まれるのも当然だろう。
そして、
一つの企業で定年まで働こうという気持ちも、
実はそんなに強く持っていなくて、
やりたい職場から異動させられる時に退職する事も
言わば当然のなりゆき・・・と考えているようだ。
ところが企業は、
まだそんな若者達の精神構造を理解できていない。
安い労働力は派遣で賄い、
「その人間がやがて会社を支えていく」と考えられる社員は、
コストをかけて教育するスタイルを固持している。
そこには、人間関係や感情問題もあって、
会社の仲間=家族というような古い考えもあって、
個人のパフォーマンスは最大限利用しても、
そのプラスαにはサラリーの増額はしない体質も残っている。
でも、若者達にとっては、
その家族的な付き合いも能力に対する報酬のいい加減さも、
容認できる事ではないのだ。
何でも揃っている時代に生まれ育ち、
成績(結果)=順位という価値判断に従い、
報酬額=成績と見る考え方も、間違いなくある。
だから、
ある程度仕事ができるようになった時点で、
職場でできたキャリアや人間関係も全部捨てて、
新しい職に就く事は普通に行えるのだろう。
ここ数年、自分の子供世代のアシスタントを何人か使ってきたが、
ある時から、ドライに接する事を覚えた
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