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2009-01

時間切れ

1人でやるって、
こんなに時間がかかるんだ・・・と痛感しています。

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え・・・と
申し訳ありません。

実はまだ、展示が完了していませんm(__)m

明日、午前中には完了させるべく、
今日は体力回復の為に寝る事にします。

早いところ、準備完了しないと・・・ね(^_^;

準備中

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意外に時間食ってて、やばい感じです。

明日に、間に合わせないと・・・(^_^;)

裏打ち

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展示会でライトを浴びると、
写真は反ったり波打ったりする・・・と聞いて、
その対策として裏打ちという作業を行った。

具体的には、白い下敷きのような物を写真の裏に貼る、
というだけの事なのだが、この作業が結構大変だった。

端を合わせて弛まないように少しテンションをかけながら
反対側の端も合うように位置合わせ。

その作業が上手く行けば、後はボール紙で押しつけながら
空気を入れないように貼り合わせる・・・とそれだけの作業なのだが、
1度貼り付いたら貼り直しは殆ど不可能な位に強力な糊が、
裏打ちシートに塗布されていて、
綺麗に貼らないと空気が残ったり斜めになっちゃったりで、
最初の位置合わせにかなり気を遣うのだ。

 

あ・・・
ちょっと歪んだ

あぁ・・ちょっと空気入った・・

あぁぁぁぁ
位置合わせしてないウチに貼り付いた(;_;)

ゆっくり写真が伸びないように剥がして・・・
無理かも(・_・、)

 

実は・・・
A全やA2の裏打ち用シートは無くて、
大全紙というサイズの物を切り貼って強引に裏打ちする必要があったため、
慣れない作業に思わぬ失敗もあって、一枚展示できないかも・・・
と思う位のダメージを負わせてしまったのだ。

でも、ちょっとシワが出ても、ちょっと傷があっても、
今の自分が一人きりでやれるだけやった事の結果だから、
それはもう、笑って展示するしかない・・・と思い直す(と言うか、開き直る)。

そしてA全6枚 A2が10枚、A3ノビが50枚という量で、
裏打ちの作業は終了した。

 

だが、A3ノビの額の数は35。

全部で50枚の写真という事と、予算の関係でその数に落ち着いたのだが、
最初から50枚というチョイスはできなかった。

展示したい写真をチョイスしてプリントして、
そのサイズで見てまた判断して・・・という段階を経てチョイスしても、
これも捨てがたいが、バランスを考えるとコッチ・・・といった試行錯誤は、
物理的条件の中で、苦しみを伴って襲いかかるのだ。

しかも、絶対出したい・・と思っていた写真が、
プリントすると色褪せていたり、思わぬ力を発揮する写真があったりで、
結局額の数より多く写真を用意する事になった。

 

明日、現場で額に写真を入れ、
ワイヤーで吊ってレイアウトする。

その時のイメージで、最後のチョイスを行って、
額に入りきらない分を落とすのだが、
勿体なくて、日替わりで写真を入れ替えようか、
無理しても額を買い足そうか、今も悩んでいる。

 

でも、この時を楽しまないと、
苦労してきた意味が無いよね。

そして、この写真展をやる意味を、
ちゃんと自分で理解するためにも、
最後までできるだけの事をしよう・・と思っている。

 

何はともあれ、明日の準備、
頑張ります。

派遣切り

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派遣村の話で、
否定的な意見を吐く人が多い・・と聞いた。
 

確かに個人の自由で選んだ職だから、
不景気で切られても自業自得と言えるのだろうけど、
それはあまりに表面しか見ていない意見だな・・と思う。

バブルが弾けても社会がどうにか盛り返せたのは、
ハッキリ言って規制緩和と言う名の
口利き屋復活制度(派遣法の緩和)のおかげだ。
 

企業は安価に労働力を得られ、
必要無い時は後腐れ無く切り捨てる事ができるから、
派遣職員を多く導入した。

その結果、正社員達の給料を支払う事ができ、
給与格差は大きくなり、社会は格差社会に転じてしまった。

で、この不況。

当然の結果として、真っ先に切れるコストから順次切られ、
派遣従業員も当たり前のように切られてしまった・・・と。
 

でも、ここまでは誰でもわかる事。

当たり前に起きる事として、
派遣として生きる人達には認識が必要だった・・という事実。

・・だけど、
本当に、派遣という生き方を選んだ人の責任なのだろうか?

 

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それは・・
違うと思うんだよね。
 

この派遣切りの問題は、派遣法の規制緩和を行う事で、
当面の就業人口の低下阻止を狙った政策、の問題が大きいと思う。

グッドウィルの問題も今回の派遣切り騒動も、
厚労省は最初っから想像できていたはず。

だからこそ派遣法は過去、厳しく規制がかけられ管理されていたのだし、
不況になっても職を失いそうな職種には現在だって規制もしくは制限が存在していて、
それでも、給与格差を生むこの業態を許可している事は、
間違いなく今の社会を歪ませた・・と言って良い。
 

勿論、それは綺麗事で、安くても職が無いよりはマシだった・・・
というあの時代を考えれば全て悪いとは言い切れないけど、
それでもやっぱり規制緩和した政府の責任は
間違いなく大きく存在していると思うんだよね。

だから・・・
地方自治体がなけなしの予算の中から救いの手を出そうと動いたり、
厚労省が講堂を開放したりするのだろう・・と邪推してしまったりするワケだ。

ただ、今の就職難は尋常じゃない。

 

派遣を切られて、基本的人権さえ守られそうにない・・・
とそこにフォーカスする以前に、就職できない人達への対策を
もっと厚くするべきなんじゃないか・・と思う。

敢えて派遣の生き方を選び、資格を持ち能力を高めて高コストで仕事を得られる人や、
マトモな就職活動もせずニートに近い生き方の中で派遣を選んだ人は別としても、
就職口を増やすために行った緊急避難的規制緩和の是正をしなかったツケは、
就職難そのものを加速させ続けているように感じている。

 

弱者に救いの手を伸べるのは、役所としては当たり前の事。
その手段や範囲に公平性を持たせるのも、当たり前の事。

2兆円の税金をばらまくような愚策を断行するより、
長期に渡って社会保障が得られるような施策を考えて欲しいと思うのは
私だけなんだろうか・・・・ねぇ(^_^;

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細く長くも腰が大切

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今年も、例の108枚の蕎麦喰いを終えて、
横浜の汽笛を聞きながら迎えた。

長生きが幸せかどうかはわからないけど、
腰砕けにならないで生きていたい。

そんな事を、
少し柔らかくなりつつある蕎麦を手繰っている時、
感じたりもしていた。

 

「横浜で、横浜の風景を晒すって、
 かなりの事だよ?」

「そうなのかな・・・」

「そうだよ。
 それが平気で出来るって、凄い事さ」

 

話はやっぱり、
15日からの写真展の話になる。

チョイスが終わった・・と言っても、
実は最終的な枚数を決めていなくて、
ひょっとしたら日替わりで写真を入れ替える事ができるほど、
プリントに明け暮れていたりするのだ(^_^;

そんな中で、やっぱり自分が好きな風景に重点を置く形になるよ・・・と話していたら、
浜っ子には気付かない横浜ブランドの力を諭された。

 

そうだね。
そう言われたら、確かにそうなのだね。

 

世界の何処で写真を撮ったとしても、
どこかで「いつかの横浜」という風景を切り取ってしまう自分には、
明治から続く浜っ子としての血が、捨てようと思っても捨てられない強さで
しっかりと流れているんだ・・・と気付いたりする。

 

2919m

 

誰にでも平等な街

国籍も出身も問わないが
実力だけは常に問われる街

だから
間違えても偽物になってはいけない・・・
と、浜っ子はどこかで思っている

3日暮らせば浜っ子だ・・と言える間口の広さと、
血の繋がりがなくても1度家族だと思ったらとことん大切にする暖かさ、
そんなドッシリとした太さ、腰の強さが、浜っ子気質だと言って良い。

 

そんな「浜っ子気質」が、写り込んでいるのか・・・?
と若干不安になるが、それはもうご覧頂いた方々のジャッジに従うしかない。

そして今夜も・・・
プリント三昧だったりする(^_^;)

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