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2009-01-02

細く長くも腰が大切

b0529

今年も、例の108枚の蕎麦喰いを終えて、
横浜の汽笛を聞きながら迎えた。

長生きが幸せかどうかはわからないけど、
腰砕けにならないで生きていたい。

そんな事を、
少し柔らかくなりつつある蕎麦を手繰っている時、
感じたりもしていた。

 

「横浜で、横浜の風景を晒すって、
 かなりの事だよ?」

「そうなのかな・・・」

「そうだよ。
 それが平気で出来るって、凄い事さ」

 

話はやっぱり、
15日からの写真展の話になる。

チョイスが終わった・・と言っても、
実は最終的な枚数を決めていなくて、
ひょっとしたら日替わりで写真を入れ替える事ができるほど、
プリントに明け暮れていたりするのだ(^_^;

そんな中で、やっぱり自分が好きな風景に重点を置く形になるよ・・・と話していたら、
浜っ子には気付かない横浜ブランドの力を諭された。

 

そうだね。
そう言われたら、確かにそうなのだね。

 

世界の何処で写真を撮ったとしても、
どこかで「いつかの横浜」という風景を切り取ってしまう自分には、
明治から続く浜っ子としての血が、捨てようと思っても捨てられない強さで
しっかりと流れているんだ・・・と気付いたりする。

 

2919m

 

誰にでも平等な街

国籍も出身も問わないが
実力だけは常に問われる街

だから
間違えても偽物になってはいけない・・・
と、浜っ子はどこかで思っている

3日暮らせば浜っ子だ・・と言える間口の広さと、
血の繋がりがなくても1度家族だと思ったらとことん大切にする暖かさ、
そんなドッシリとした太さ、腰の強さが、浜っ子気質だと言って良い。

 

そんな「浜っ子気質」が、写り込んでいるのか・・・?
と若干不安になるが、それはもうご覧頂いた方々のジャッジに従うしかない。

そして今夜も・・・
プリント三昧だったりする(^_^;)

1920

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