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2008-04-18

admonition

生き方として、色々なチョイスはある。

形を綺麗にまとめて、それなりの迫力でハッタリをかますやり方もあれば、
見えない所で苦労をしても表面ではグータラなイメージで押すやり方もある。

 

どっちも間違いじゃない。
と言うか、生き方に正しいも間違いも無いワケで・・・

で、自分としては、後者の方がカッコイイと思うし、
そうやって生きる事にこだわろうと頑張ってはいるが、
どうも世の中は前者の方が大事にされる事が多いようにも思う。

 

集団でイニシャチブを取る事だけを目的に、
筋が通ろうと通るまいと、威しにも近い行動を盾に
ワガママという剣で切り進む。

肩書きを上げる事だけに全勢力を費やし、
上がった肩書きに物を言わせて面倒な事は全部部下に投げてしまう。

ふっと考えても、そんなヤツが多いように思うのだが、
じゃぁ、実際に本当にダメなのか?と考えてみると、
殆ど同じ条件で同じ仕事をさせてみるような試験にも似た実験をしないと、
明確にはダメさが見えない・・という現実はあってそれを行う事は不可能に近いから、
結局ハッタリの上手いヤツが大きな顔をしている確立が高くなるのだろう。

 

だが、それは所詮メッキだ。

どんなに輝いていようとも、
一度曇ったら、磨くと地肌が見えてしまう紛い物だ。

綺麗なメッキを幾重にも重ねる・・というやり方は無いわけじゃないが、
何度もメッキを重ねようと努力し続ければ、メッキが要らない存在になっているはずだ。

だったら、最初っから地金を磨いて輝く方が、良い。

傷が付いても、多少欠けても、
地金の本質は変わらないのだ。

そしてそんなヤツは、
見る目のある人間には大事にされるものだ。

 

どんなに綺麗に輝いていても、
ちょっと話せば、本質は見えてくる。

他人の話を聞けない人間や、他人の考えを全部否定する人間は、
自らのメッキを曇らせないために虚勢を張っているだけ・・と私は見る。

そしてそんなメッキ野郎を見破る事が上手いのは女性達で、
組織の中でダメな人間は、間違いなく女性達から嫌われるものだ。

だから私は、組織の中の本物を探す時、
女性達にアドバイスを受けるようにしている。

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