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2010-07

Photoshop CS5

アップグレードでCS5を買った。
 
 

 
 
うーーーん
これが有ると、メーカー純正ソフトでなくても、
レンズの収差補正が簡単にできちゃうんだね(・。・;
 
今までキヤノンのDPPやDxOを使ってたけど、
これからはCS5だけでもいけそうに思う。
 
塗りつぶしの機能は電線消しとかに凄く有効だし、
HDRもブレを補正してくれるし・・・
 
何だか、写真って何だろう・・と思わされるほどの能力なので、
正直言って、写真の在り方を問うソフトなんじゃないか?とさえ思う。
 
リアルさを求める人と、作り物としてのリアルさを極めようとする人と、
私みたいに、ゴミ取りぐらいにしかその能力を使わない人がいたとしても、
どの人にも納得できるような能力が備わっていそうな事だけはわかった(^_^;
 
まぁ、これからはCS5で加工するようになるので、
なんか特別な事をした時は、紹介してみよう・・と考えている。

どこへ行くんだろうね

 
 
     人生は、
     何処へ行くかわからない電車に
     乗っているようなもの。
 
     終点は決まっているけど、
     それが何処にあるのかはわからないまま、
     電車に乗って旅をするようなものだろう。
 
 
     電車が駅に着けば、
     誰かが降り、誰かが乗ってくる。
 
     ある時は他の客が一斉に降りてしまったり、
     ある時はもの凄いラッシュになったりして、
     同じ車内とは思えない変化があったりするけど、
     何回かそういう経験をすれば、慣れてしまうらしい。
 
     その都度、その変化を楽しむ事で、
     退屈なこの行為を、飽きずに続けていけるのだろう。
 
     そして今は、
     殆ど人が乗ってない車両にポツンと独りで座っていて、
     電車はひたすら走り続けている事だけが、わかっていた。
 
 
     次の駅に着いたら降りてみようかな。
     そうしたら、この孤独な旅は終わるのだろうか。
 
 
 
      「あの・・・
       すいません」
 
 
      突然、声をかけられた。
 
      え?
      誰も乗ってなかったよ・・ね?
 
      見れば、細面の女性が、
      少しだけ思い詰めたような表情を浮かべて立っている。
 
 
      「よかったら、隣に座っていいですか?」
 
      「えぇ、どうぞ」
 
      「よかった・・・
       なんだか寂しくて」
 
      「そうですね。
       私も、一人きりで乗っていて、寂しく思ってました。」
 
 
 
      彼女は、前の駅で降りたのに、
      反対側のホームに滑り込んだこの電車に、
      無意識に飛び乗ってしまった、と言った。
 
 
      「そしたら、誰も乗っていなかった・・・と?」
 
      「いいえ。
       何人か乗客がいるのは見えていて・・・」
 
 
      え?
      誰か他に乗ってる??
 
      慌てて左右を見回すと、
      確かにポツリポツリと乗客がいるのが見えた。
 
 
      「ホントだ・・・
       何故か、見えなかった」
 
      「見ようとしなかっただけですよね?」
 
      「そう・・かもしれない。」
 
 
      他の存在を見ようとしなければ
      何かの存在を認めようとしなければ
      孤独を遠ざける事もまた、不可能となるだろう。
 
 
      「あの・・・
       座っていいです、よね?」
 
      「あぁ、どうぞどうぞ」
 
 
      彼女は表情を作らずに、私の隣に座る。
 
 
      「本当は、誰に座って欲しいんですか?」
 
      「え?」
 
      「だって
       ちょっと違う・・・って顔をしましたよ?」
 
      「そんな事は・・・」
 
 
      そんな事は・・・
 
      そんな事は・・・・・
 
 
 
      あるな。
 
 
      隣に座って欲しい人は、
      ちゃんといるな。
 
 
 
     ・・と思ったら、目が覚めた。
     居間のフローリングの上で。
 
     これやっちゃうと・・・
     身体が痛むんだよなぁ・・・(^_^;
 

蒸し暑いのに凍る心


 
日々、色々な事が起きて
日々、とにかくこなして
そしてまた、意味不明な動きに翻弄され
考える事をやめてしまいたくなる。
 
勿論、自分がブレないでいれば、
考えなくても変わらないでいられるはず・・・だけど、
残念ながら、考える事をやめるのはできそうにない。
 
 
仕方ないね
自分らしく生きるのなら。
 
自分らしく生きる事だけが
自分を救う術だしね。
 
 
ただね・・・
 
孤独を楽しむ余裕が
ここのところ無くなっているのが・・・ね
 
ヤバイよね・・・
 

実は・・・


 
 
「杖をお持ちですけど、足をどうされたのですか?」
 
 
病院で高齢の女性から声をかけられた。
 
腰椎の椎間板が潰れている事や、
お互いの症状の話などを、語り合う。
 
少し会話が成り立ちにくいのは高齢者特有のマイペース故だが、
長い待ち時間を潰すには問題無い。
 
それでも何となく会話が収束しそうになって
彼女がこう切り出した。
 
 
「実は私・・・・
 96才なの」
 
 
嘘だぁ・・・
そんな歳じゃないでしょ?
 
絶対有り得ないほど、
彼女は若々しいのだ。
 
と、間髪入れず、
こう言った。
 
 
 
 
 
「・・・・骨が。」
 
 
 
やられた・・・ね(^_^;

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