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日記的雑感 Archive
スナイパー?
- 2008-08-20 (水)
- 日記的雑感
「なんかね、構え方が普通じゃないんですよ。」
「え?」
「スナイパーみたいに見える・・・」
「えぇ??」
自分がスチールを撮る時の格好なんて
他人から言われないとわからないのだが、
どうも私のスタイルは普通の人と違うらしい(^_^;
「取り立てて変な事をしてるつもりは無いんだけどなぁ・・・
長玉だからかな?」
「格好が、全然違うんですよ・・・」
それは解ったってば(^_^;)
普通の人とどう違うのか、知りたいのに・・・
「まぁ、カメラの構えなんて、自分が楽にできて、
しかも揺れないでシャッターが切れれば、何でも良いだけどね」
と、話してて、気付いた。
確かに、普通の人はしないだろう・・・
という構えを取っているな、自分(^_^;)
普通、カメラを構える時は、右手でボディを持ち、左手でレンズを持つのだが、
その時、身体の正面にカメラを保持するのが、誰でも無意識にする事だろう。
だが、このやり方は、
スローシャッターになると、手ぶれを誘発する。
で、撮影に慣れた人は手持ちの場合、揺らさない為に何らかの対策をするのだが、
大体が肘を自分の身体につけて、腕ではなく身体全体でカメラを保持する・・・
という形になっているはずだ。
私も前はそうやって撮っていたのだが、
夜間、手持ち撮影ばかりしていると、
このやり方では、肘と上腕を固定してしまう事から腕全体に力が入り、
シャッターを押す力で手ぶれを起こしてしまう事に気付いた。
で、なんか上手い方法は無いか?
と考えているウチに、ふっと気付く。
そうか・・・
カメラを肩に載せてしまえば良い・・・と。
実は学生時代にアーチェリーをやっていて、
左手は弓を持ち、右手は弓を引き矢を放つ、という練習を
嫌ってほどしてきたので、それを応用すれば良い事に気付いたのだ。
左手は力を入れてもブラさず、
右手は弦を引く力と繊細に矢を放つ指先のコントロールが必要で、
それがカメラの場合は、スローシャッターを押す右手に求められる事に近い。
しかも、肩にカメラを載せてしまう事でカメラは安定しやすくなる。
でも、こんな単純な方法を、普通の人があまりやらないのには、ワケがある。
そもそも「1秒前後のスローシャッターを手持ちで撮らない」
というツッコミは無視するとして、
肩にカメラを載せると、ファインダーを覗きにくいと感じる人が大半で、
しかも、カメラボディの下にスペーサーが無いと、
アイレベルまでファインダーが上がって来ないから・・・
要するに一眼レフでも、モードラが付いているような形状でないと、
この撮り方は難しいワケで、小型軽量の入門機ではバッテリーアダプタ等を
装着しないとできないワザなのだ。
それともう一つは、カメラを向ける向きが左90度になるため、
首を左に捻る必要があり、その動作自体が慣れないと難しい事と
さらに水平感覚を喪失しないために首を傾けないで捻らないといけないから・・・
普通はワザワザ、こんなやり方をしようとも思うわないだろう。
つまり、アーチェリーをやっていたからできる、変な構え方なわけで、
アーチェリーは射撃と同じスポーツなので、スナイパーに見えてもおかしくない
・・という事になるわけだ。
でも、野球もゴルフも、飛ばす方向に対して身体を90度回して構えるのだから、
コツさえ覚えてしまえば、三脚無しでもかなりのスローシャッターまで、
安定して切れるようになると思う。
「どんな構えしても、ちゃんと写ってりゃいいのさ」
「そりゃ、そうですけど、
その変な撮り方、クライアントには好評なんですよ」
「え? 何故??」
「撮りたい物を撮るって気合いが見えるって・・・」
写真は格好じゃないんですけど・・・ねぇ(^_^;
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赤耳
- 2008-08-18 (月)
- 日記的雑感
体調が絶不調となってきて、
丁度良いから、ダイエット&減酒を目論んでいたりするが、
それにしても、思いっきり身体からダメを出されてる気分になってしまう。
週末から親知らずが動いたらしく、口の奥がかなり痛くて、
実は固い物を食べたくなかったりするのだ。
で、柔らかい食べ物を物色しにコンビニに行ったら、
作業着メーカーとコンビニがコラボして作った下着やタオルが売りに出ていた。
(寅壱 赤耳シリーズ)
そこで気になったのが、ボクサーパンツ(^_^;
この時期、外仕事で大汗をかく自分としては、
そういう状況でも人気のある作業着メーカーが企画する物は、
何かしら良い部分があるはずなのだ。
で、まずは一着購入して着用しているのだが、
何て言うか、立体裁断の仕方や材質、織り方などに工夫があるようで、
かなり良い感じがする。
パンツはジーンズも下着も、着慣れた物が一番と思っている私にとって、
新しい物を使用する事にはかなり抵抗があるのだが、
リーバイスも本当に欲しいタイプは無くなってしまったから、
こうやって別の自分にとっての定番を探さなきゃいけないのかも知れない。
身体が動かない時は、
立ち止まって全てを見直す時期。
止まる事によって社会のスピードが見えたり、
自分の立ち位置の客観的ポジションもわかったりする。
そして、次のスタートに向けて、
様々な準備に入る・・・という事なのだろう。
自分の道は自分でしか歩めない。
その事を肝に銘じて、
マイペースで自分らしく歩きたいものだね(^_^)
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A全プリント
- 2008-08-05 (火)
- 日記的雑感
写真展用にA全とA2のプリント依頼してたんだけど、
上がってみて驚いた。
35mmを全紙で焼いた事があるが、
その常識から言って、そのクオリティには目を見張る物があったからだ。
会社で付き合いのある印刷屋に相談し、
テストプリントで石垣の写真を焼いてもらったのだが、
とにかくその迫力と色再現性には、最近のデジタルの凄さを感じる。
さすがに大きなサイズのフィルムでキッチリと焼いた物には敵わないけど、
結構いける事が解って、1月が楽しみになってきた。
A全で5000円、A2で3000円というコストが、
高いのか安いのかわからないが、
枚数などの条件をもとに見積してくれる事になっているので、
コストは圧縮できるはずだ。
とにかく、A2がプリントできるプロ用のプリンターは
買わない方向でできそうだから、ある意味ホッとしている。
でも、
やろうと思って動くと、
どうにかなっていくもの・・・だねぇ。
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子燕
- 2008-07-27 (日)
- 日記的雑感
「これは・・・交換した方がいいですね」
「やっぱり・・・ダメですか」
「バッテリー全然反応しないですかねぇ」
車のエンジンをかけようとしたら、
セルが回らなかった。
で、20年以上会員でいるJAFに救援を求めたのだが、
車検を取るとき指摘された通り、バッテリーの寿命を宣告されてしまった。
「どうします?
新品がございますけど、交換しますか?」
「それはもう・・・お願いします。」
これで、23000円の出費となる。
が・・・・
仕方がない(・_・、)
何時でも動かせるようでないと、
車を所有する意味は無いのだ。
JAFのサービスマンには、
暑い中の作業に対するせめてもの気持ちで、
水のペットボトルを差し入れ、仕方なく作業を見ている事にする。
しかし・・・暑い(^_^;
こんな日は、沖縄のように鳥もヘロヘロしているんじゃないか・・・と
何となく駐車場の木立を見ていると、電線に留まった小鳥が見える。
あれ?
なんか・・・マジ、ふらふらしてるぞ??
何だか、電線に掴まるのが精一杯な感じのその鳥は、
近づいても逃げる事さえしない。
よく見てみると、
尻尾が短く、クチバシもまだ少し黄色く見えて、
とにかく身体が小さい。
羽の形からして、どうやら燕の子供のようだが・・・・。
「まだかかりますから、
車の中でエアコンかけて乗っていてください」
「ありがとうございます。」
JAFのサービスマンが、汗だくな私を見て声をかけてくれたのだが、
そんな事はできるワケが無いし、しかも今は、この燕が気になっているのだ。
あ・・・
羽を広げたな?
あら、閉じちゃった・・・・
飛ぶのが恐いのか・・・な?
お?
また羽を広げた・・・・・
何度か燕は、羽を広げたり羽ばたく真似をするのだが、
その足は電線を掴んだまま、固まっている。
で、そのうちに気がついた。
燕に向かって風が吹いた時に限り、
燕は羽を広げる・・・という事に(^_^;)
ちょっと早く、
飛び立っちゃったんだねぇ・・・
もしかしたら、
巣で、そうやって羽ばたく練習してるうちに落ちた?
でも、勇気を持って飛ばないと、
ずっとそこに居るしかないよ?
飛ぶ事を怖がる子燕を見ていて、
動きたいのに動けない自分の姿を見るような気さえ、してくる。
ガンバレ!
立派な羽を持っているのだから。
大丈夫だよ、飛び出せば。
・・と、その時、一際強い向かい風が吹いた。
行け!
今だ!!
飛ぶんだ!!
子燕は、今までで一番大きく羽を広げ、
パタパタと羽ばたいた。
あ?
どうした?
なんと・・・
その子燕は、飛ぶ事を諦めてしまったようで、
羽を綺麗に畳んでしまった。
あらら・・
今のは飛べたんじゃないの??
・・・と思った瞬間、子燕は電線からダイブした。
必死に羽ばたき、
風に翻弄されながらも飛んでいく。
うん
最初から、そうやってダイブすれば良かったじゃん・・・
と心の中で呟いたが、
ふっと思う。
自分も、ああやって動かないでいる事・・・・
結構、有るな、と。
「お待たせしました。
一度エンジン止めて、もう一回かけてくれますか?」
「はい。」
一度エンジンを切ってセルを回すと、
ついぞ聞いた事が無いほど元気にセルモーターが回り、
次の瞬間、あっけなくエンジンが再スタートした。
あの子燕のダイブを見るために、
エンジンが動かなかったのかな・・・と、ちょっとだけ思う。
どうやら
今の私に必要なのは、
とにかく飛ぶ・・・・事、らしい(^_^)
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ほんの少しだけ
- 2008-07-26 (土)
- 日記的雑感
いつもいつも、
先の先まで考えて動く君は、
その思いが伝わらない事を嘆いていたよね。
言葉が通じなくても、
ほんの少しでも、その思いが伝わるなら報われる・・・と
悲しい目をして呟いていたよね。
君がどれだけの愛情を持って頑張っているか、
私は知っているから、
見放す・・・とか、切り捨てる・・・とかは思わずに、
その愛情を少しだけ自分に向けてみたら、どうだろう。
嫌なヤツ、馬鹿なヤツ、脳天気なヤツ、浅はかなヤツ、
そんな言葉が当てはまってしまうような人間と関わるのは辛いし、
自分にとっては害しかない・・とわかっていても、
浮き世の義理はそれを許さない。
だから、区別してそんなヤツを眺めながら、
独り相撲をとっている間抜けな姿を嘲笑しつつも、
それでも穏やかな愛情を持って相手をする。
そんな毎日を私も送っているけど、
自分の気持ちや言葉で自分を傷つけないように・・・と
なるべく自分に言い聞かせるようにしているよ。
自分の抱えている問題は、
自分以外の人にとっては関係の無い事。
その問題を、極一部分でも分かち合う事で苦しみを和らげてくれる人は、
生き方や言葉、価値観や世界観を分かち合える、特別な人。
そしてそこには愛情がある事を、
私は知っているし感謝している。
ほんの少しだけ、
楽に考える事、やってみようよ。
一歩退いて、
眺めてみようよ。
もしかしたら・・・
違う物が見えるかも知れない、からね。
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