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日記的雑感 Archive

いつも

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今日は綺麗だったね
 
でも君は
いつも独りぼっちだね
 
 

ヘネシー・プライベートリザーブ1865

ヘネシーの創立100周年記念コニャック(1865)を現在に蘇らせた・・
という触れ込みで出た限定生産品。
 
ブランデーは元々好きな酒だけど、飲むのはもっぱらグラン・シャンパーニュのみ。
何故かと言えば、渋みの楽しさがあるからだが、
それと同時に外れが少ない事も理由の1つと言っていい。
 
好きなブランドはポールジローやジャンフィユー、
そしてヘネシーのグラン・シャンパーニュも好きで、
パラディエクストラは基本的に持っていたい一本で、
もちろんストックに入っている。
 
ただ、ヘネシーは最近、ふざけるな・・と怒りたくなるほど高くなって、
新しい一本にする気は失せていた。
 
そんな私に「味はパラディを買った人が怒る・・」とバーテンダーがもらしたばかりに
興味に負けて買ってしまったワケで(^_^;
 
(モルト馬鹿なのにブランデー?・・とは突っ込まないように)
 
 
口開けは・・・
やはり寝込んでいるような、素っ気なさ。
 
しかしその中に、明確な輪郭を持った葡萄が浮かび上がる。
 
そして、穏やかで上品な甘みと、柔らかく奥行きのある味わいが広がっていく。
 
 
う・・・・・ん
これ・・・
美味いね。
 
本当に、パラディを買った人は、
コストパフォーマンスという点から怒るかも(^_^;
 
 
コストパフォーマンスで言えば、ポールジローには敵わないけど、
豊かな香りとサラッとした趣の葡萄らしい味わいは、
爽やかなまま長めのフィニッシュを楽しくしてくれる。
 
これだったらもう一本持っててもいいかな?
と考えたけど、それよりもポールジローとベルタを買った方が
さらに楽しいのは事実。
 
しかし・・
ちゃんとした酒って、
随分高価になっちゃったよねぇ・・・(/–)/
 
 
え?
モルト??
 
最近素晴らしいのが少なくて・・・と言いつつ、
3本ほどオーダーは入れてるんだけど、
手に入るのかなぁ・・・

Halloween

「かわいいから、つい買ってきちゃったんですけど、食べませんか?」
 
「何? プリン?? 
 好物です(^_^)」
 
 
今年もシーズンなんだな・・と思うのは、
こういった商品が多く出回る事。
 
Halloween商品が出回るという事は、
もう10月も終わり・・・という事なのか、と、
仕事的にちょっと焦ってみたりする。
 
 
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米軍の住宅地で市街地の一部が占領されたままになっていた本牧辺りでは、
古くからHalloweenが行われていた。
 
子供達の間では「カボチャ祭り」と言われ、
普段はMPが排除に来る占領地内でも子供はフリーパス。
(と言ってもゲートがあったわけじゃないので、
 MPの目を逃れてワザと入り込む連中もいたが)
 
紙袋で作ったマスクをかぶり、
大きな袋を持って米軍住宅のドアをノックすると
どっさりと飴をくれる日・・・として、楽しみにしていた。
 
そして、毎年11月の頭には、
どこの家庭でもシナモンの効いた飴(もらったヤツね)がオヤツに登場し、
それが無くなるまで、出てくる事に辟易するのが恒例だった事を、思い出す。 
 
 ※ 昭和30年代から40年代頃はまだ貧しい時代で、甘い菓子類は贅沢品。
  カボチャ祭りに行けなかった家にも当然のようにお裾分けされる。
 
 
現在はイベントとして、宗教的な事は考えずに楽しんじゃう傾向が強いが、
山手線で仮装して悪戯を重ねた外国人の悪ノリが問題になったりと、
毎年何かが起きそうな気配があるのも事実。
 
その日ばかりは、霊界の門も開いてしまう事だし、
大人しくしているようにしているけど、今年はどうなんだろうね。
 
 
玄関に、見知らぬ子供がやってきて、
「trick or treat!」って叫ばれたらどうする?
 
え?
仮装した大人が来たら??
 
 
考えたくないなぁ・・・(^_^;
 
 
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やられている

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いつも
誰かの何かを背負う
 
その事で自分も救われる事を経験的に知っているから
それは当たり前の事として行える
 
だけどやっぱり
それは苦しかったり悲しかったりして
少なくとも誰かの痛みの何分の一かは
同じように自分も傷つくものらしい
 
 
そう・・・
 
ここのところ私は
そんな行動の結果
傷ついて疲れているようだ
 
  
 
今、手を握って欲しい
今、抱きしめてほしい
 
今・・・・
何も適わない事は・・・知っている
 
ただ
それでも
どうしようもなく寂しくて・・つい求めてしまい
適わない現実に余計にやられていたりする
 
 

社会の中で自分の存在を否定される事は
その社会の中での死を意味する
 
明確にそう決めつけられなくても
その社会に居場所がなければ
それは死んでいるのも同然の事だと思う
 
そんな思いをする人を多く見て
そんな人に「思い違いだよ」と伝えても
傷ついて信じる力を失った心には届かない
 
そしてその事実に
伝えた自分の気持ちの重さだけ
自分にも穴が開いてしまうのだろう
 
 
ここのところ
自分も
居場所を失っている感が強い
 
自分のしている事は全て何の意味も無く
強いて言えば迷惑に近い行為でしかない・・・とさえ感じている
 
そして自分は
誰からも必要とされていない・・・
と思いそうになっている
 
 
 
うん
わかっているさ
 
その気持ちを昇華させないと
生きている意味と気力を失ってしまう事くらい
 
 
ただね
少しだけ
誰かより自分の事を労りたい・・と思うんだ
 
頑張れば頑張るほど痛んでしまう心に
頑張らなくていいからね・・と言ってあげたいんだ
 
でも
自分の事となると難しいんだよね
 
自分1人でそうすると
余計に孤独に支配されてしまうんだよね
 
 
しかしなぁ・・
ホント
やられているよなぁ・・・
 
こりゃやっぱり
酒を煽って寝るしかないね(^_^;
 
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珠江飯店 閉店まであと2日

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中華街の良心・・とまで言われた味を誇る「珠江飯店」は、
第二次世界大戦後、「銘珍」という名の食堂を祖とし、
食品・雑貨店の「耀盛號」とともに曽一家の努力によって
その地位を築いてきた。
 
菜香、菜香新館、匠、耀盛號、悟空、悟空茶荘、菜香菜、悟空茶吧、菜香食品・・・
 
グループ展開をし幅広く経営してきた一家ではあるが、
菜香(市場通り店)は閉店、菜香菜(私家厨房菜)は焼肉厨房菜として独立、
と陰りが見えていた。
 
そして・・・
衝撃の「珠江飯店閉店」のニュースが流れる。
  
 
確かに横浜中華街では、
客単価が5000円以上の店は苦戦していた。
 
「大珍樓」は別館を閉鎖し食べ放題を始め、
「招福門」や「皇朝」等の新参食べ放題店が流行り、
中華まんばかりが売れる・・・など
不景気が思いっきり反映された姿が見えていた。
 
そして、小規模で経営していた店舗は次々に撤退し、
その後に入るのは東京資本の上辺だけ中華・・・な店。
 
これでは、中華街まで来る意味として成立するのは
その形だけ・・と言われても仕方がない。
 
また、名店と呼ばれる店や人気店は、既に東京進出を果たしている店が多く、
わざわざ中華街まで来て味わう意味は既に無いのかもしれないが。
 
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随分姿を変えた中華街の中で、
わざわざ行こうと思える店は多くない。
 
珠江飯店、重慶飯店、華正樓、聘珍樓、楽園、桃花、蓬莱閣、同發、・・・・
 
あれ?
あまり無い??
 
そう・・・
想像以上に、行きたい店がどんどん減ってきているのだ。
 
 
こりゃ、ヤバイじゃん?
食べられる時に食べておかないと、マズイじゃん??
 
2度と味わう事ができなくなる、なんてものじゃない。
もの凄い勢いで、横浜中華街の根底が崩れ去っているのかも、知れない?
 
という思いもあって、閉店間際の「珠江飯店」に行ってみた。
 
 
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思えば、中華街で美味しい「海老チリ」が食べたい・・というオーダーをもらって、
「海老チリ」なんて食べるもんじゃねぇよ・・とも思いつつ探した店だった。
 
以前から、広東料理の名店として名高い店ではあったが、
敢えて蝦に特化した料理を探してみると、良い蝦を使った料理が多くある事に気付く。
 
そして出会った「揚げ車エビのサウザンアイランドソース炒め」は、
「海老マヨ」のイメージを覆す美味さがあった。
 
 
「海老の威化紙堤揚げ」「海老入り蒸し餃子」等の点心メニューや
車エビをつかった「海老チリ」などの定番料理、
季節野菜の炒めものや土鍋仕立ての豆腐&海老のすり身・・のような料理まで、
海老づくしのコースを組み立てても充分すぎるほど楽しめる。
 
以来、海老料理を食べるなら「珠江飯店」という図式が
私の中にできあがっていた。
 
 
それほど店が何故?・・・という思いがあったが、
相当に客が減っていた事と、味が落ちていた事があったようだ。
 
つい最近行った人間によると、
「以前のイメージで行ったら怒るよ」と言わしめる程のダメさと
週末なのにほとんど客がいない・・という現実だったとか。
 
 
でもね
2度と食べられない可能性が高い、思い出の料理です。
 
ダメならダメでも良いから、食べたいんです。
 
という事で食べてみた。
 
 
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「揚げ車エビのサウザンアイランドソース炒め」
 

 
お・・・・
 
おぉ・・・・・
 
 
コレだよ、コレ!
 
 
確かにソースの味わいはちょっとだけ酢が前面に出て来る感があったけど、
あの素晴らしい海老の食感は健在だった。
 
思い出の海老チリも食べてみる。
 
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美味いじゃん・・・ねぇ(^_^)
 
 
通称「カニ爪」と呼ばれる、カニの揚げ物。
中華風クラブケーキか?(^_^;
 
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やばい・・・
美味すぎる(・_・、)
 
 
 
この連休で店を閉める為に、
こうやって味を惜しむ客が殺到する事を予測したのだろうか。
 
敢えて個室を取って食べた事が良かったのかもしれないが、
(以前も、個室で食べる方が美味しいと言われていた)
とにかくあの味わいは健在だった。
 
 
残すところ2日。
 
今から個室を押さえるのは難しいかもしれないし、
料理単価が3000円近い料理を食べるのは考え込むかもしれないけど、
気になる人は行ってみてほしい。
 
 
 
しかし・・・
残念です。
 
 
 
「珠江飯店」
横浜市中区山下町164
11:30~21:30(L.O.21:00) 
045-681-4136
 
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