- 2005-04-22 (金) 14:04
- 日記的雑感
在庫があるから、無くならないうちに・・・と立て続けに入ってきたレアモルト。
ダグラスレインのプラチナセレクション
「ミルトンダフ36年(1966)41.7%」
がやってきた。
プラチナセレクションに外れ無し・・と解っているが、
来たらすぐテイスティングするのは当たり前。
という事で開けてみると・・・・
やっぱり爆睡中だった。
香りは殆ど立たず、味わいはスペイサイドらしい穏やかもの。
という事で、たっぷりとエアリングする事にして、
代わりにハートブラザースのマッカラン25年1971を空ける事にした。
名残惜しいがしかたない。
オールドマッカランらしい味わいを愛でながら、ミルトンダフを舐めていくと・・・
30分を過ぎたあたりから、甘い香りが立ちだした。
素直な甘さ。
仕込み水の中に含まれる色々な香りはあまり感じず、
ひたすら甘い香りが広がっていく。
味わいは・・・・穏やかにしかし奥行きのある甘さが広がっていく。
例えて言えばスミレの蜂蜜のような・・・・
古き良き時代のバランタインに通じる味わいが、
しっかり自己主張していて楽しい。
素直な甘さがマッカランとは全く違ったすっきりとした味わいを見せるのは、
樽がシェリーじゃない事の証明でもある。
そして1時間半も超えた頃、やっと花のような香りの姿を見せてくれたのだが・・・・
よくぞこんな古いモルトが、ある意味線の細い味わいを保ったまま、
生き残っていたな・・・・と感激してしまった。
あまりにストックの数が増えたので泣く泣く71マッカランを空けたが、
そろそろ自分の持っている酒が何だかわからなくなりそうだ(^_^;)
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