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2011-08-15

impuissant

 
 

     期待する事をやめたのは、
     小学校にあがった頃の事。
 
     当たり前にあるモノは無く、
     何が普通なのかもわからず、
     「常識」の中に生きている人達から弾かれる日々は
     今もなお続いていて、終わりそうには無い。
  
     しかもそれは、「笑み」を奪い、
     狼狽える姿を見せないための「準備」を求める。
 
     そして
     1つ1つゆっくりでも確実に積む事だけが
     自分の「立ち位置」を固める作業である事を、学ばせた。
 
 
     しかし残念な事だけど
     生きていくためには「社会」の中を泳く必要がある。
 
     「自分」という「殻」を固くして寄りかかっても、
     様々な「偶然」が呆気なく「殻」を破って突き刺さり、
     その「痛み」は記憶の中で生き続ける事となる。
 
     だから「孤独」は受け入れて
     自分を休ませるベットにしてしまうに限る。
 
     微睡みの中で自分を見つめれば
     確実に自分の足で歩いた距離だけが
     「力」となって宿っている事に気づけるからだ。
 
 
     ただ最近、
     凍りついたままの「心」を救いたいと思うんだけど、
     そんな力も無いほど疲れています。
 
     どうしたもんでしょうね。
 

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