Home > アーカイブ > 2009-04

2009-04

ストレス

5403

責任者の仕事は、責任を取る事。
 
例え自分のあずかり知らぬ場所で起きた問題でも、
トップだったら最終責任を持つ事は当たり前だ。
 
だが、残念な事に、
責任をどうやって回避するか・・という事しか考えないトップもまた、
多くいる事実は確かにある。
 
 
サラリーの額が評価だ・・・と言う人間がいるが、
ある部分でそれは正しい、と私も思う。
 
職位が上がり責任の度合が大きくなればなるほどサラリーは高くなるので、 
実際にしている仕事の内容はともかく、そういう物差しは
厳然として存在するのだ。
 
だから、
ろくでもないヤツが高いサラリーもらって大して仕事をしてないと、
サラリーが低い人間は「冷遇されている」と感じてしまうのも
当然の帰着と言って良い。
 
 
スタッフから、会社の待遇について相談を受けていたが、
今はトップがその全てを決める・・・という体質になっているから、
不満を解消する事も、その配置の意味説明も、
できなくて悩んでいた。
 
どれだけそのスタッフが「縁の下の力持ち」になってくれているのか、は、
よく知っている。
 
そして、その努力をアピールしない事も・・・
 
 
自分も同じようなスタイルで仕事をしているから、
同じ思いが無いわけじゃない。
 
本来ならその立場の人が前へ出て
責任の所在を明らかにしながら動かさなくてはいけない仕事も、
信じられないような過去ミスの処理も、
私のチームは仕事の性格上誰かに愚痴る事さえできずに、
黙々とこなしているのだ。
 
だからそれに免じて黙れ・・とは言えないし、
俺だって辛い・・・とも言えない。
 
結果、その思いを吸い上げて、
トップに伝える事にしたのだが・・・。 
  

かくして今日もまた、
ストレスのみが蓄積していく・・・
のだろうね。

Home > アーカイブ > 2009-04

検索
フィード
メタ情報

Return to page top