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2008-07
コピペ
- 2008-07-01 (火)
 - 日記的雑感
 
イージーミスを連発するヤツがいて、
				その失敗を見ていて気付いた事がある。
ヤツは、いつも同じ様な仕事だから・・・と
				進行表をコピーして、必要事項だけ書き換えるやり方を取っていて、
				その必要事項の書き換えを「〜だろう」と勝手に想像して書き込み、
				そしてトラブルを起こしていた。
最初、「〜だろう」というスタンスがいけないんだ、と思っていたのだが、
				気付いたのは「そもそも前の仕事の資料をコピーして使っている事が間違い」
				という事なのだ。
テレビでは、最近の学生は論文を書くのにネットで調べた文章を
				コピー&ペーストで作り上げてしまう・・・という話題を取り上げていたが、
				そのコピー&ペースト文化が、表面だけ良ければ後はどうでもよい・・・
				という現在をよく表していると思ったのだ。
「何故、若いヤツは、オリジナルを作ろうとしないのだろう?」
				「他人と一緒では嫌じゃないのだろうか?」
				といった素朴な疑問が、コピー&ペースト文化の成せるワザだ・・と気付けば
				あまりにも薄っぺらくて情けない。
世界遺産に大学生が落書きしちゃうのも、
				本名がばれない掲示板に乱暴な書き込みをして楽しむ事と一緒だし、
				その落書きがどれだけ世間に迷惑かけようと関係ない・・・と
				開き直るような新幹線への落書きも、あまりにも自己中心的な振る舞いで情けない。
次世代を育てたら自分のポジションが無くなる・・と心配するほど、
				次世代を担う人間の数が減っている今、他人の立場を想像できない人間が多くいる事は、
				本当に危機的状況だと思うのだが。
金儲けの時代は、そろそろ終焉を迎える。
				これからは、環境を保存する時代になってくる。
そしてその時代は、自分達の子孫の為に動くことを求めるから、
				自分さえ良ければ良い・・と思う人達は行き場所を失いかねない。
だから、コピーしているものが偽物なんだ・・・と気付く目を、
				まずは日常的にコピー&ペーストしている人達に持って欲しい。
と思っても・・・
見せかけだけの偽物に無駄な金を払ってくれる消費者がいて成り立ってる今の経済、
				なかなか本当の事を言い切る人は増えないんだろう・・・とも思う。
そろそろさ・・・
				気付こうよ。
自分たちの間抜けさに、さ。
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