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2008-07-26

ほんの少しだけ

いつもいつも、
先の先まで考えて動く君は、
その思いが伝わらない事を嘆いていたよね。

言葉が通じなくても、
ほんの少しでも、その思いが伝わるなら報われる・・・と
悲しい目をして呟いていたよね。

君がどれだけの愛情を持って頑張っているか、
私は知っているから、
見放す・・・とか、切り捨てる・・・とかは思わずに、
その愛情を少しだけ自分に向けてみたら、どうだろう。

 

嫌なヤツ、馬鹿なヤツ、脳天気なヤツ、浅はかなヤツ、
そんな言葉が当てはまってしまうような人間と関わるのは辛いし、
自分にとっては害しかない・・とわかっていても、
浮き世の義理はそれを許さない。

だから、区別してそんなヤツを眺めながら、
独り相撲をとっている間抜けな姿を嘲笑しつつも、
それでも穏やかな愛情を持って相手をする。

そんな毎日を私も送っているけど、
自分の気持ちや言葉で自分を傷つけないように・・・と
なるべく自分に言い聞かせるようにしているよ。

 

自分の抱えている問題は、
自分以外の人にとっては関係の無い事。

その問題を、極一部分でも分かち合う事で苦しみを和らげてくれる人は、
生き方や言葉、価値観や世界観を分かち合える、特別な人。

そしてそこには愛情がある事を、
私は知っているし感謝している。

 

ほんの少しだけ、
楽に考える事、やってみようよ。

一歩退いて、
眺めてみようよ。

もしかしたら・・・
違う物が見えるかも知れない、からね。

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