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2008-06-11

中間管理職

今回の東屋で受けた相談は色々あったが、
その傾向に悩める中間管理職的な物があって、
皆、それなりに年を取ったんだな・・・と感じた。

環境も違うし、スタッフの年齢構成もわからないから、
基本的に極当たり前な事しかしゃべれないのだが、気付いた事はある。

例えば、世代が違うスタッフと、意思疎通が難しいという事。

何を、どう言えば、伝わるのかわからない・・・と言われれば、
そこから導出せる答えは、いかにコミュニケーションを取るか・・・という事に尽きる。

で、ある人には、
毎日、自分が出社する場所に居る人には、
挨拶だけでもいいから、場合によってはアイコンタクトだけでもいいから、
必ずコミュニケーションを取る事・・・と伝えた。

それも、可能なら、ほんの少しでいいから、ニコッとできるような事を・・・

毎日、皆に挨拶するだけでも、
3ヶ月も続ければ、皆がちゃんとこっちを向いてくれるようになる、のだ。

そして、人間関係ができあがってくれば、自然とコミュニケーションは生まれ、
ちゃんと意思疎通ができるようになっていくもの、なのだ。

そんな関係が築けた後、何の危険情報も無い所へ目を向ける事を意識すると、
そこで人知れず頑張っている、本来一番コミュニケーションしなくちゃいけないキーパーソンが
浮かび上がってくるはずだから、そことのパイプを太くすればいい。

 

トラブルが起きている時は、
一番問題がある部署からの情報は、出てこない。

だから災害時には、何のトラブル情報の無い地域に注目する・・・
と防災関係者が言っていたが、これは仕事の中でも通用する考えなのだ。

当たり前に、順調に動いているパートを、
何の問題も無いから・・・と見る事もやめてしまうと、
間違いなくその管理職は大きなミスが起きる時、予測も収束も不能・・・となりかねない。

 

そうは言ったものの、
私が所属する会社に於いても、何のインフォメーションも無いパートに対して、
目を向けている管理職が少ない状況には、変わりない。

そこで、違う視点で物を見るように勤めているのだが、
その視点の意味を理解できる人が少ないのが・・・・最近の悩みだったりする(/–)/

ORNELLAIA

オルネライアと言えばスーパートスカーナのワインとして有名で、
そのグラッパとなれば、やっぱり気になる物。
 
屋外でゲストと飲むのに、線の細い酒ではどうか・・・と悩んでいて、
コスタルッシかサシカイヤのグラッパをと思いついたのは、
グラッパの強さとシガーを合わせてみたかったからに他ならない。
 
 
「最近、サシカイヤよりこっちの方が安くて遙かに美味いって
 お客さまが言いますね。」
 
「そうなの?」
 
「如何しますか?」
 
「そこまで言われたら、買いますよ」
 
 
そんな会話をしながら手に入れたボトルは、
500mlの細長い上品な物だった。
 
で・・・
予定通り、このグラッパをあてにしているゲストとともに、
屋外でテイスティンググラスに注いで、まずは一口頂いた。
 
 
 
 
 
え?
 
これ、本当にグラッパ??????
 
 
 
飲んだ瞬間に、あまりの優しさと美味さに、
グラッパという酒の概念が変わる程の衝撃を受ける。
 
勿論、日本に10本しか入りませんでした・・・とか言われて、
グラッパにしてはクソ高いコストのスペシャルな物は何度か試しているし、
この前飲んだイル・ボッロのグラッパみたいにツンと来ない滑らかな物も
結構飲みまくっている。
 
それでも・・・
 
無意識に「これグラッパ?」と呟くほど洗練された柔らかな口当たりと、
屋外なのにふわっと広がるほど豊かな香りには、驚いた。
 
 
「これさ・・・・やばくね?」
 
「うまい・・・」
 
「これ、ほんとにグラッパですか?」
 
 
ゲスト達も口々に驚きを表現するほど、
半端なく美味しくて・・・・
 
いやはや、恐れ入りました。
 
 
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローで作られたこの酒は、
最高のロットのみをブレンドして9ヶ月の樽熟成が行われている・・・
と店の人には聞かされたが、樽物だとしてもクセがあまりに無くて、
エレガント・・ととしか言いようの無い、一本と言える。
 
 
 
 
で・・・
 
あまりに美味しいので、
シガーを合わせる事を忘れてスルスルと飲んでしまって・・・(/–)/
 
 
 
という事でこの酒は、あるウチに仕込んで、
楽しく日々飲む事に決定!・・・です(^_^)

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