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一杯のモルト

忙しい時にこそ、
一杯のモルトをゆっくりと楽しみたい。
   
スペイサイドのような、
エレガントで優しいモルトではなく、
アイランズやアイラ系のガッチリとして、
思いっきりピートが効いた、しかもカスク物が良い。
   
   
e3247s
   
   
ボウモワは好きなモルトでは無いけれど、
店に小さい樽でキープされているカスク物は別だ。
   
スタンダード品の嘘くさいトリミングされた味わいとは違って、
優しさも強さも、甘さも塩っぽさも極自然に調和されている。
   
   
「このモルトはもう随分と、横浜の空気の中で生きています。
 専用の注ぎ足し用モルトは勿論使っていますけど、
 それでもお飲みになられるお客様が少ないので、
 実は結構熟成が進んでいます。
 お勧めです」
   
   
そんな誘惑をバーテンダーから受ければ、
もう、気分はボウモワだ(^_^;
   
時間をかけても表情を変えない今のモルトに慣れてしまうと、
このカスクストレングスの多彩な表情には、今さらながらに驚かされる。
   
   
「そう言えばさ・・・
 スーパーノヴァ、入ってるよね?」
   
「勿論、ファーストロットを3本押さえてあります。」
   
「この店で、アドベッグのカスクを確実に買う客って、
 そんなに居るの?」
   
「はい。」
   
「私もその中に?」
   
「えぇ」
   
   
  
ほんと・・・
モルト馬鹿です(^_^;

アドベッグ・スーパーノヴァ

「入った?」
 
「到着しています。
 開けますか?」
 
「もちろん」
 
 
毎度の事です。
入ったら、すぐ開けて飲む。
 
このルールは、
例えどんなに稀少なモルトであろうと、
例えどんなに高価なウィスキーであろうと、
変える気なんて、全く無い。
 
 
もともとピーティーで有名なアドベッグ。
 
その中でも10年物は非常にピーティーだが、
その10年物の倍はある・・・と言われるスーパーノヴァ。
 
超新星というネーミングが、
爆発的な刺激を予感させるが・・・・
 
 
あれ?
 
何じゃこりゃ??
 
 
 
え・・・・っと
コレって、アドベッグ・・・ですよね?
 
 
 
何て言うか、
ウッド物が得意なモレンジが、
とち狂ってアイラモルトを作ってしまった・・・・ような、
上品でスムースな味わいがそこにあるのだ。
 
 
 
あれあれあれ・・・
 
って言うか・・・
まだ寝てるモルトに、なんて事を言うんだ?>自分
 
 
という事で、放置です。
 
少なくともこの感じでは、
30分は変化を見せないのでは?
・・という気配が濃厚なので、
チェイサー代わりにルネッサンスを飲んでみる。
 
 
そうそう・・・
これが新しいアドベッグのカスクだよねぇ・・・
 
変化は乏しいけど、ソリッドでピーティーで、
後から訪れる濃厚な甘さが楽しい・・・・
 
 
あれ?
 
いや、そんなに甘くない?
 
 
 
 
どうやら・・・
スーパーノヴァの味わいに影響されちゃったようだ。
 
 
そして30分・・・
 
 
あ?
 
これは????
 
 
ピートの香りが、より強くなっている。
 
そして味わいは、
最初のスムースな感じの中に、
チョコレートにも似たアロマ、さらには麦の穂を思わせる独特な植物、
それも少し枯れて乾燥したような感じ・・・
 
そしてその後に続く余韻の長い事・・・
 
甘さの厚みが増し、バーボン樽に顕著に現れるあのバニラ系の味わい、
そしてピーティーなクセに味わいにはあまり影響しない不思議なバランス。
 
 
アルコール度数、58.9%を感じさせない柔らかさと、
ピートの奥に隠れた複雑な味わいは、久々にヒットだ。
 
ただ今日は、口開けの一杯。
 
少し放置して、瓶内熟成が進んだら、
もう一度試してみよう。
 
 
 
しかし・・・
 
相変わらず、馬鹿、まっしぐら・・・です(^_^;)

スパム

相変わらず、下品なスパムが膨大にやってきて、
その対策に手を焼いているのだが、
様々な手法はいつの間にか突破されて、
掲示板に気持ち悪い書込みが載ってしまう事は、ある。

で、対抗策のハードルを上げていくのだが、
この前大きく変更したのに、またそれを突破されてしまった。
(勿論、さらにハードルを上げて対抗したが)
  
ハードルを上げる事は自由な書込もブロックする恐れがあって、
本当はしたくない事なのだが、悪意にも似た下品な書込は、
正直、心が痛んで嫌なので仕方なしに行っている。
   
風俗産業が消えないのは、
異性を求める動物的欲求が人間を支配する時期があるからで、
それは人間が動物である以上、消えてなくならない事なのだろう。
   
   
 ごめん
 俺、困ってない

 性的欲望を満たすだけの行為は、自分の心を傷つけるから
 その後に残る「長い痛み」を耐える勇気はないのさ
   
   
でも、考えてみれば、
風俗産業があって助かる人もいるのかも、知れない。
   
例えそれが、片時の夢、偽りの恋だったとしても、
異性との親密な時間を持てない人にとっては、
「救い」として大切なモノになり得るからだ。
   
   
c0528
  
   
最近相談を受ける中で気になっている単語は「セクハラ」だ。
   
   
受ける側の感情によって
「セクハラ」になるか「親密な挨拶」になるかが別れるが、
基本的に誠意や愛情がない行為は「セクハラ」になり得る・・・
と思っている。
   
勿論、仲の良い2人が「関係」を求める「記号」として使う
「セクハラ」に繋がりかねない言葉は多く有る。
   
単に単語だけ見れば間違いなくアウトな場合が多すぎると思うけど、
2人の間に愛情が育っているか恋情が燃えていれば、
ちゃんと記号として機能するだろう。
   
しかし、まだ「関係」が存在していない時において、
暗に関係をせまる「記号」として敢えて使う人もいて
その直接的な意味を逃げ(責任回避)の道具にしている事もまた
多くあったりする。
   
   
自分は「関係」に線を引いて、生きている。
   
欲望の誘惑が感情に負ける事はあるけど、
その欲望は食欲と物欲が専らで(生命を維持するための欲望は除くけどね)
風俗系に対する欲望が感情に勝る事は過去にも無かった。
   
以前、仲間の証として一緒に風俗に行く事を求める人間もいたが、
その程度の低さと卑しさに呆れるとともに、
その後の付き合いという「関係」において、線を引かせてもらっている。
   
   
人と人との関係は、愛情で強くなる。
   
愛情が伝わればこそ関係は深くなり、
離れがたい関係に育っていく物だ。
   
だから、一方的な愛情は辛い・・・けど
それでも愛情が無い関係よりは、よっぽど素敵だと思っている。

ストレス

5403

責任者の仕事は、責任を取る事。
 
例え自分のあずかり知らぬ場所で起きた問題でも、
トップだったら最終責任を持つ事は当たり前だ。
 
だが、残念な事に、
責任をどうやって回避するか・・という事しか考えないトップもまた、
多くいる事実は確かにある。
 
 
サラリーの額が評価だ・・・と言う人間がいるが、
ある部分でそれは正しい、と私も思う。
 
職位が上がり責任の度合が大きくなればなるほどサラリーは高くなるので、 
実際にしている仕事の内容はともかく、そういう物差しは
厳然として存在するのだ。
 
だから、
ろくでもないヤツが高いサラリーもらって大して仕事をしてないと、
サラリーが低い人間は「冷遇されている」と感じてしまうのも
当然の帰着と言って良い。
 
 
スタッフから、会社の待遇について相談を受けていたが、
今はトップがその全てを決める・・・という体質になっているから、
不満を解消する事も、その配置の意味説明も、
できなくて悩んでいた。
 
どれだけそのスタッフが「縁の下の力持ち」になってくれているのか、は、
よく知っている。
 
そして、その努力をアピールしない事も・・・
 
 
自分も同じようなスタイルで仕事をしているから、
同じ思いが無いわけじゃない。
 
本来ならその立場の人が前へ出て
責任の所在を明らかにしながら動かさなくてはいけない仕事も、
信じられないような過去ミスの処理も、
私のチームは仕事の性格上誰かに愚痴る事さえできずに、
黙々とこなしているのだ。
 
だからそれに免じて黙れ・・とは言えないし、
俺だって辛い・・・とも言えない。
 
結果、その思いを吸い上げて、
トップに伝える事にしたのだが・・・。 
  

かくして今日もまた、
ストレスのみが蓄積していく・・・
のだろうね。

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メールを頂いたり
直接電話を頂いたり
書込して頂いたりして
春の日なたのような気分を、
味わっています。
 
付録の1年を無事生き延びて、
また新たにスタートを切れる事を慶びます。
 
 
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくですm(__)m

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