- 2009-04-21 (火) 11:12
- 日記的雑感
「入った?」
「到着しています。
開けますか?」
「もちろん」
毎度の事です。
入ったら、すぐ開けて飲む。
このルールは、
例えどんなに稀少なモルトであろうと、
例えどんなに高価なウィスキーであろうと、
変える気なんて、全く無い。
もともとピーティーで有名なアドベッグ。
その中でも10年物は非常にピーティーだが、
その10年物の倍はある・・・と言われるスーパーノヴァ。
超新星というネーミングが、
爆発的な刺激を予感させるが・・・・
あれ?
何じゃこりゃ??
え・・・・っと
コレって、アドベッグ・・・ですよね?
何て言うか、
ウッド物が得意なモレンジが、
とち狂ってアイラモルトを作ってしまった・・・・ような、
上品でスムースな味わいがそこにあるのだ。
あれあれあれ・・・
って言うか・・・
まだ寝てるモルトに、なんて事を言うんだ?>自分
という事で、放置です。
少なくともこの感じでは、
30分は変化を見せないのでは?
・・という気配が濃厚なので、
チェイサー代わりにルネッサンスを飲んでみる。
そうそう・・・
これが新しいアドベッグのカスクだよねぇ・・・
変化は乏しいけど、ソリッドでピーティーで、
後から訪れる濃厚な甘さが楽しい・・・・
あれ?
いや、そんなに甘くない?
どうやら・・・
スーパーノヴァの味わいに影響されちゃったようだ。
そして30分・・・
あ?
これは????
ピートの香りが、より強くなっている。
そして味わいは、
最初のスムースな感じの中に、
チョコレートにも似たアロマ、さらには麦の穂を思わせる独特な植物、
それも少し枯れて乾燥したような感じ・・・
そしてその後に続く余韻の長い事・・・
甘さの厚みが増し、バーボン樽に顕著に現れるあのバニラ系の味わい、
そしてピーティーなクセに味わいにはあまり影響しない不思議なバランス。
アルコール度数、58.9%を感じさせない柔らかさと、
ピートの奥に隠れた複雑な味わいは、久々にヒットだ。
ただ今日は、口開けの一杯。
少し放置して、瓶内熟成が進んだら、
もう一度試してみよう。
しかし・・・
相変わらず、馬鹿、まっしぐら・・・です(^_^;)
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- http://blog.wakao.info/archives/1620/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- アドベッグ・スーパーノヴァ from bowjackmoore - 日記的雑感