- 2009-02-12 (木) 17:52
- 日記的雑感
X2のトラブルは、カメラ本体ではなく
ソフトに関連する事がわかった。
私が使っている吸い上げソフトは、
キャノン製のEOS Utility(Version2.5.1.1)なのだが、
このソフト、映像エンジンのタイプによって違うソフトとなるようだ。
EOS5Dと10Dは、古いバージョンのEOS Utilityとして動き、
kissX2やEOS50Dは新しいバージョンで動く。
古いバージョンはソフトのウィンドウが白色系で統一されているが、
新しいバージョンの時は黒色系となり、メモリーカードの種類も表示され、
さらにクイックプレビューというウィンドウが別に開く。
(白色系のウィンドウではクイックプレビューは無し)
↓古いバージョン
↓新しいバージョン
で、当初からこのソフトとの相性を疑っていたのだが、
MacBook Proとの相性の可能性も捨てがたく、
写真展が終わった後、キャノンサービスと決着をつけようと思っていた。
ただ、その時点では、メモリーカードがCFかSDかで
ソフトのバージョンが変わる・・と思いこんでいた。
そんな認識のまま写真展を迎え、
5DとX2、50DとG9の画質や解像度の比較をする為、
写真展に立ち寄ってくれたキャノンユーザーの50DやG9を借りて実験してみると、
その認識が間違っている事に気がついた。
なんと、CFを使っている50Dでも新しいバージョンでソフトが立ち上がり、
しかもX2と同じ症状が発生したのだ。
つまり映像エンジンの違いや、発売時期の違いで、
ソフトのバージョンが自動的に変わっているわけで、
新しいバージョンになるとエラーが出る、という事で、
カメラ本体の問題では無い・・・という事になる。
そこで、EOS Utility関連の情報を集めると、
かなりメモリーに依存するタイプのソフト・・という事がわかってきた。
その時点でMacBook Proにインストールしていたメモリーは
バッファロー製の2GB 667MHz DDR2 SO-DIMM ×2
たまに認識しない状況があるものの、
メモリーが使えないというエラーがあるわけでは無いので使っていた物だが、
その「たまに認識しない状況」が、メモリーに依存するソフトに
影響を与えている可能性は高い。
取るべき行動はただ1つ。
エラーが一度も出ていないメモリーに差し替えて、
メモリーがトラブルメーカーかどうかを確認する事だ。
で、純正の2GBに差し替えてみると・・・
ビンゴ!
問題なく映像を吸い出す事ができるじゃん(^_^;
ただ、MacBook ProのOSX10.5.6は、2GBでは動きが鈍い・・・
という事で、メモリー問題の裏付けをする意味を兼ねて
純正のメモリー(4G)を購入して差し替えてみた。
正解です。
問題無く、映像の吸い出しに成功しました。
という事で、EOS Utilityで同様の問題に悩んだ人がいましたら、
メモリーを疑ってみて下さい。
しかし・・・
デジタルってこういう部分が面倒だなぁ・・・(/–)/
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