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バリンダロッホ1971

「オーダーされていた物、入りました。」
 
 
また・・・
馬鹿な買い物をしてしまった。
 
今回の仕入れは・・・
 
 
バリンダロッホ1971 34年 キングスバリー ファイネスト&レアレスト シリーズ シェリーウッド
 
以前にも紹介したが、この酒もグレン・ファークラスで、
ファークラスの名前はボトラーズには許可しないが故に
こんな名前を使っているのは、モルト飲みには既知の事。
 
だが、ファークラスのオールドはかなり美味い事はあまり知られていないようで、
ありがたく今回も手に入れる事ができたワケだ。
 
以前手に入れた
ダグラスレイン・OMCの「PROBABLY SPEYSIDE’S FINEST DISTILLERY」は
1966年蒸留の41年物だったが、今回はキングスバリー。
 
OMCはあまりの凄さに未だ飲みきる勇気が無いが、その代わりになれば・・・
と買ってみて、70年代モルトとボトラーズ違いをも楽しもう・・という魂胆だった。
 
ファイネスト&レアレスト シリーズはキングスバリー社の中でも特別扱いのシリーズで、
最初にリリースされた「マッカラン1976 28年」は懐かしい70年代モルトの顔をしっかり持っていた。
 
その素晴らしさ故にこのシリーズとしては「グレンリベット1978 29年」や
「ロングモーン1980 26年」を仕入れたが、今回はシリーズ4本目・・という事になる。
 
 
で・・・
 
飲んでみた。
 
 
 
あ・・・
 
え・・・?
 
 
開けたての味は、例によって寝た子を起こすような物だったが、
ある意味ファークラスらしい太さがちゃんとある。
 
そして舌を刺すようなスパイシーなキック。
 
ちょっとして、シェリーらしい味わいが余韻とともに起きてくる。
 
まぁ・・・34年物なので、
30分は放置・・です(^_^;
 
 
45分ほど経って、やっとチリチリとしたキックが収まり、
軽めのシェリー樽らしいクセが出てくると、70年代モルト独特の
強さと奥行き、そして今一歩な優しさが際立ってくる。
 
 
やばいねぇ・・・
これ(^_^)
 
カシミアのような優しさは無くても、
ウール100%のような暖かさがある。
 
そしてファークラスだよ?
って言いたげな個性もちゃんとあって・・・
 
 
これ、フラスコに入れてキャンプに行って、
焚き火の前で飲んだら、楽しいかも知れない。
 
 
「あの・・・
 もう一本も届いてますが」
 
 
え・・
アッチも?(爆)
 
 
という事で、それは別の記事に・・・
 
 
しかし、相変わらず
馬鹿まっしぐら・・・ではありますね(^_^;

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