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2017-07-19

requiescat in pace

「人間の死亡率は100%だ。
 
 生存期間が長いか短いかは色々だが、
 病気一つしない健康なヤツでも、一瞬先に死がある事もおかしくない。
 
 まして、バイクという『死』その物に乗っているのなら、
 一瞬先の死を覚悟して生きなくてはいけない。
 
 そしてその『死』は、実に魅力的なのだ。」
 
 
若き頃、大将に言われた言葉。
 
それはずっと腑に落ちたまま、
今もどこかで生き方の術として大切に持っている。
 
そんな大将と一緒にクラブを立ち上げた、初代メンバーが急逝した。
急な知らせに、正直戸惑い、例えような無い喪失感に苛まれる。
 
誰にでも平等に訪れる死であっても、
それでも悲しいと思うのは、何故だろう。
 
 

 
 
終わりは、始まり。

ゴールは新たなるスタートになる。
命の終わりは形を変えて、関わった人達の中で新たなスタートを切る。
 
それは、
それなりの長さを生きてきた実感として持っている思いなのだけど、
それでも悲しいと思うのは、何故だろう。
 
 
安らかに、お休みください。
背中にずっと、貴方を背負って生きていきます。

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