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2006-12-08
コルドン・ブルー
- 2006-12-08 (金)
- 日記的雑感
飲む香水と称されるマーテル社のブランデー「コルドン・ブルー」
ボルドリの原酒を使い30~35年熟成と言われるこの酒は、
傑作の誉れ高い銘酒ではあるが、若い頃は高くて手の出ない一本だった・・と記憶している。
その後、自宅のすぐ傍に開いた店でこの酒を飲めた時は、
働いて稼げた事に凄く感謝した事を思い出す。
(それくらい美味く感じた・・(^_^;))
最近ウィスキーからブランデーにちょっとだけシフトしている私に目を付けたのか、
行きつけのバーでフェアだから・・・と勧められてちょっとだけ飲んでみた。
あれ・・・・?
こんなにそっけなかったっけ??
ポールジローの25年やヘネシーのエクストラ、
ジャン・フィユーのトレヴューと比べるのが間違いかも知れないけど、
とにかく香りが立たない。
スニフターに入れて30分以上かけてみたが、
豊かな芳香や変化は乏しくて、随分と質が落ちてしまったように感じた。
勿論コイツは30年以上寝ていた酒。
口開けで注いでもらった酒を評論すべきではないが、
思い出とは遠く離れた味わいにかなりがっかりしたのは事実。
何にしても思い出は美化される物だから仕方ないが、
もう少しこなれた頃、もう一回飲んでみよう・・(^_^;)
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