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2005-02-15

ブレンデッド

ここのところお疲れモード。
 
で、久々に飲む酒は?
と言ったら、やっぱり優しい物がいい。
と言う事でブレンデッドウィスキーを選んでみた。
 
 
「ロブいよいよ10年目に突入です」
 
「え? もうそんなになるの?」
 
「おかげさまで」
 
 
ロブロイにも一ヶ月近く顔を出していなかったから、
そんな会話にすら驚いてしまう。
 
毎日のように顔を出している頃は、
お祝いの品を用意する位は当たり前だったのだが・・・・
 
 
「じゃ、まずはこれを」
 
 
と、マスターが出してくれたのは
「ジョニーウォーカー1820スペシャル」だった。
 
 
こいつの優しさと、自己主張の強さのバランスは秀逸で、
ロックでもストレートでも素晴らしいと感じている。
 
ブルーラベルは優し過ぎで飲んでる感じが薄いから、
どっちかを選べ?と言われたら間違いなくスペシャルに手が伸びるが、
意外にこの酒、巷には流通していないように思う。
 
 
そして2杯目は「キャンベルタウン・ロッホ」
 
スプリングバンクが作ったブレンデッドとして有名なコイツは、
値段の割りには秀逸で、1820にも負けないバランスの良さを持っている。
 
 
「並べ方の妙だね」
 
「ロッホ、結構いいでしょ?」
 
「こんなに良かったっけ?って感じだね。
 でも、この後って難しくない?」
 
「そうですねぇ・・・ブレンデッド?」
 
「どうせなら」
 
「じゃ、これしか無いや」
 
 
と言ってマスターが出したのは・・・
 
竹鶴17年(^_^;)
 
 
 
 
「これしかないや・・とニッカを出すあたり、
 なかなかのものだね」
 
「だって、好きですよね?」
 
「もちろん」
 
 
その日一番芳香が素晴らしく感じたのは、この竹鶴17年。
ジョニーウォーカーも顔負けのブレンデッドとして国産が飲める事は、
これからの10年にとって明るい事実ではあるね(^_^)

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