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日記的雑感 Archive

闇夜の灯台

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ここ1ヶ月、
実に腹立たしい事が、続いてきた。
 
これでもか?っていう位の量の事象と、
思いもよらない問題と、
ワガママ故のトラブルと・・・
 
 
まぁ、いつものように笑い飛ばすしかないんだけど、
自分だけが頑張っても何の解決にもならないから、
どうにか人を動かそうとするのに、
個々の主観がそれを阻む。
 
じゃぁさ、自分で痛い目見ろよ・・・
 
と言いたくなるけどそのとばっちりはちゃんとあるので、
結局、転ばぬ先の杖・・と言うか、
闇夜の灯台・・と言うベキか、な動きを、する事になる。
 
で・・・
気付く
 
自分が痛んでいる事に。
 
 
悲しい事に、
美味い物を美味く感じられなくなったり、
美味い酒を飲む気にもなれなかったり、
どこかへ行こう・・とは、最初から思えなくなって、
心許せる人以外とは、顔も合わせたくない気分に陥っている。
 
 
なんだろうね。
感じ過ぎちゃうのかもね。
 
相手の気持ちなんて想像できない人が吐く言葉の刃は、
ただ痛いだけで裏が無い分、楽に対処できるはずなのにね。
 
 
まぁ、こんな時は、
酔う為に飲むしかないのかもね(^_^;

オリジナル

表面を取り繕うのが現代のやり方なら
それが成り立つのは、大事な所もちゃんと押さえているから・・・
だと思っている。
 
ところがその、一番大事な部分を担う世代がどんどんリタイヤし、
表面を飾る事にだけ長けた人間が物事を動かしだすと、
たちまち暗礁に乗り上げたり破綻に追い込まれたりするのは、
ここのところの社会で起きている現実が裏付ける。
 
そう・・・
大事な部分は、ちゃんと守らないと意味が無いのだ。
 
そしてそれらを知る為には、
表面を飾って喜んでしまう自分を恥じるだけの経験が、必要だと思う。
 
 
2B19
 
Peninsula Hong Kongにある麒麟楼は飲茶の名店として有名だが、
この店内を綺麗にパクった店を知っている。
 
日本だからバレないと思ったのか、
単にそのデザインが素敵だから真似したのかわからないけど
正直言って興醒めで、飲食した物が安っぽく感じてしまった事を、
思い出す。
 
 
でも、巷では、
見た目ばっかり飾って、中身の無い物が増えすぎた。
 
仕事のやり方でさえ、
そんな傾向が増えている・・と感じてしまう。
 
ただ、今時の若者だって批評する力はあって、
表面だけ取り繕っても「ダメな物はダメ」って事は理解できるようなのだが、
そんな若者達の中に、本質を大切にできる人は何人いるのだろう?
 
 
今、オリジナルを作れる人は、貴重だ。
 
オリジナルを使いやすく加工して商品にするのも立派な仕事だけど
私自身は、オリジナルを作れる人でありたいと、思っている。
 
 
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ワイルドターキー トラディション14年

スモールバッチ・バーボン「ワイルドターキー トラディション14年」
  
このバーボンは、ターキーの熟成庫な中でも特別な場所とされる
ウェアハウスAの中の特別なエリアで選りすぐられた200樽によって
14年という長さを生き抜いたバーボンだ。
  
 
バーボンは、ある一時期から本来の魅力が薄くなった味わうに値しない酒が多くなり、
私自身もバーボンを敢えてキープして飲もうという気持ちを失っていた。
 
しかし、そんな現状に異を唱えるようなバーボンも、
少量だが日本に入っていた。
 
ワイルドターキー・アメリカンスピリット15年に出会った時、
バーボンを飲む楽しさを思い出させる・・・なんて簡単には言えないほどの魅力と
「これが昔飲んで美味しいと思ったターキーだ」と心から思える味わいにすっかりやられ、
貴重な一本を飲み干した後、次の出会いを心待ちにしていたのだが、
そんな出会いはそれ以来、私には訪れる事がなかった。
 
 
「今月、20本だけ入れたんですけど
 以前のアメリカンスピリットにも負けない魅力がある一本です。
 いかがですか?」
 
「テイスティングのサンプルは無いの?」
 
「申し訳ありません、数が少ない関係でご用意できませんでした。
 前の15年と比べて1年若い事になりますが、アロマは凄いと聞いています。」
 
「わかったよ・・
 そこまで勧められて、過去外れた事が無いし
 一本頂くよ」
 
 
伝統的な101プルーフのワイルドターキー。
アメリカンスピリットとはまた違う顔を見せるだろう・・と期待しつつ
最初の一口を味わう。
 
 
あぁ・・・
優しい口当たりと、これでもか・・なバーボンらしいバニラっぽい味わい。
 
これは、最近のバーボンとしてはかなり秀逸だが、
まだエアリングもへったくれも無い状態。
 
14年の熟成期間に敬意を払い、14分放置してみる。
 
 
あ・・・ら・・・?
 
思いっきり、樽香(しかも新しい樽らしい木の香り)が出てきた。
まるで、木造建築の現場にいるような香りだ(^_^;
 
そして、その木の中にクローバーのような草の香りが強く出て、
味わいはかなりの酸味が加わる、出来の悪いオレンジジュースのようなキャラが出てきた。
  
これは・・・
正直言って、ストレートで味わうには辛い?・・かもな、個性だ。
 
 
ま・・・
1時間位かけてみますかね(^_^;
 
 
30分では、まだまだ酸っぱい。
45分でもあまりキャラクターは変わらない。
 
これは、期待し過ぎたかな?
  
と思いつつ、60分近く経った頃、
このアメリカ娘は、やっと優しい笑顔を見せるようになった。
 
しつこいまでの酸味が影を潜め、
バーボンらしい素性だけがそこにあったのだ。
 
無理して来ていた派手すぎるドレスを脱いで、
何も纏わない神々しい美しさだけを見せてくれたような、
本物の持つ佇まいがある。
  
そしてその美味しさは・・・
 
やばい(^_^;
 
 
嬉しかった。
 
ちゃんと、バーボンはバーボンらしく、
その魅力を失わないで生きている事に気付けて。
  
あるウチに、もう一本仕込もうかな・・・(爆)
 
 
 
 
すいません・・
相変わらずの馬鹿まっしぐら・・ですm(__)m

お互いの健康の為に、ご忠告申し上げます。

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来る者拒まず去る者追わずが我がMCの基本だが、
人に何かを尋ねる時はまず自分から自分を紹介してから、
という不文律もある。
 
それは、一期一会を大事にする気質があるからだとも思うが、
横浜はそもそも多国籍な街なので、
姿形で相手を判断すると「とんでもないしっぺ返し」がある事が
染みついている、という事でもある。
 
例えば、
同じ看板を背負っている人間であっても見知らぬ顔に対しては、
決められた流儀に従って声をかけてみる事があって、
それに対して流儀に従った動きが無ければ、兄弟として認める事はない。
 
その後、その人間に対してどのような反応が起きるかは、
ここで晒す意味も必要も持たないが、
偽物や勘違い野郎は看板の重さを
「身を以て知る」事になるのは、言うまでもない。
 
で、そんな話を枕にして何が言いたいか?、という事だが、
最近、礼節を重んじない人間や、他人の尻馬に乗る人間が多く見えて
内心、かなり怒っている・・という事態を、
せめてこのページに訪れる方々にはご理解頂きたい、
という事なのだ。
 
 
改めて告知いたします。
 
私が、何処へ行こうと、何をしようと、
私の勝手です。
 
このサイトは、私が勝手にやっている事の1つですから
何方かにご指導やご意見を頂く場合は、私自身から伺いを立てます。
 
また、私から見て不適切な行動が見えた場合は、
それに対応した動きを、致します。
 
以上、よろしくお願い致します。

説教は嫌いだが

最近、何か感じて書くと、
妙に説教っぽくて自己嫌悪に陥る。
 
で、アップしないで削除。
 
それなのに、妙に子供じみた社会にカチンときて
ついまた説教モードで、書く。
 
そして・・・アップせず、の繰り返し。
 
 
もうちょっと、
悠然としていたいもの・・・ですね(^_^;
 
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