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日記的雑感 Archive

Men have become the tools of their tools.


 
 
ツイッターやフェイスブックなど
自らの情報を発信するツールの使用が流行だ。
 
ただ、そこに流れている情報は、
主観的な表現でしかない。
 
だから私には
何故それらのツールが必要なのか
今ひとつ理解できないでいる。
 
 
情報を受け取る人は、
主観的にその情報を処理するもの。
 
伝えたい事をちゃんと伝える為に考え抜かれた情報でも
多くを伝える事ができないのは、マスコミにいる人間なら
良くわかっている。
 
そして、短文の呟きは、本人の主観を他人が主観で捉える
奇妙な感情的空間を創設し、独特なリレーションを育てていくのだろう。
 
でも、それらが面白く捉えられているのは
人間の「自分の知らない事を知りたがる欲望」による
当たり前の反応なのかも知れない。
 
そして面白さと言う物は
リアル感によって増幅されるモノ。
 
だから、嘘っぽい「ドラマ」や
予定調和でいっぱいな「おわらいタレント」のトークショー等より、
極個人的な呟きの方が、リアルで好奇心を満足させてくれる
楽しい情報になるのだろう。
 
 
 
でもね
 
自分の個人情報を
全世界にオープンにして
楽しいの?
 
ただただ
ハードやソフトメーカーの
策略に陥ってるだけなんじゃないの?
 
って思ったりしてしまう。
 
 
自分の存在を表現したいとか
自分も作り出したい世界を表現するとかの
自己満足でもある確認行為は
社会の中でしか生きられない人間の本能のようなモノ。
 
でもそれが
リアルタイムであったり実際の人物像が見えてしまう事が
必然である必要は無い。と思うんだよね。
 
 
小説も、芝居も、映画も、
本物に思える嘘を楽しむモノ。
 
その嘘がどれだけリアルか・・が
面白さだから、
その手の質が落ちているって事なんだろう。
 
ただ、自分でちゃんと探せば、
質の良い物はまだまだ存在してるし、
面白い事も、新たに生まれている。
 
そしてそれを探す為のツールとして
今の生きた情報を使う事は、理解できる。
 
ただし
残念ながら、その情報には裏付けが無い。
(本人の思い込みや勘違い、仕掛けもあるだろうしね)
 
 
 
と言う事で、
「便利なツールでも使うに値しない」
と思ってしまう私は、変でしょうかねぇ・・・? (^_^;
 

Wisely, and slow; they stumble that run fast.

 
 
     疲れる毎日だけど
     無い無い尽くしの毎日だけど
     それは失う事の無い強さを伴う日々
 
     時は流れてるから
     慌てずに歩を進めよう
 
     答えを求めても
     時期が来なければ現れない事は
     もう
     嫌ってほどわかってるんだしね
 
 
     何事も
     過ぎれば必ず戻ってくるもの
 
     だから今は
     できる事をやりながら
     賢明にゆっくりと生きよう・・・
     と自分に言い聞かせて過ごすしかないね
 
 
     大丈夫
     きっと
     明日はやってくるからね・・・と
 
     大丈夫
     君は
     頑張っているからね・・・と
 

A great city, a great solitude.

 
 
 
     春先は、気候の変化があったり
     社会的な変化があったりで
     心穏やかにいられない時期らしい。
 
     そして毎度の事だけど
     不眠症気味な状態に陥っている。
      
 
     思い当たる原因は幾つかあって
     だからそれなりに対処しようとはできるけど
     埋める事のできないモノもある。
 
     求めても手に入らないなら
     求めるのはやめる・・・
     と言える健全さがあれば、良いんだけどね。
   
 
     音のない世界や、変化の乏しい環境に身を置く毎日は、
     聞こえてくれる会話は心が荒む言葉で彩られ、
     起きる問題は、紛争を予感させる匂いを放つ。
 
     そして癒しに必要な時間は
     ワケのわからない理屈で取り上げられて・・・
 
 
     自分が壊れる前に切れて叫べば
     心の何処かに元気がある時なら、どうにかなる。
 
     でも今は、
     会いたい人に会う時間も無く、
     好きなモノを食べに行く時間も、奪われている。
 
 
     ゆっくり休みたいなぁ・・・
 
     ほんと
     ゆっくり休みたい

匂い


 
  
冬から急速に春を迎え・・・
いや、飛び越そうという勢いで季節が変わっているが、
外を歩くと、植物の匂いが豊かに香っているのがわかる。
 
 
そうか・・
厳しい冬もこうやって過ぎ去るんだよね。
 
次ぎに目を、向けようね。

Sometimes the heart sees what is invisible to the eye.

   
  
    特に意味は無い事でも
    突然それが
    刃のように刺さる事はある
 
    居場所が無いところに
    思いを馳せてもしかたがないと
    わかっていても
    その場を心配する気持ちが引力をもって
    心をそこに置き去りにしてしまう事もある
  
  
    今日は
    偶然だけど
    自分の価値を自ら見失った
  
    いや
    ひょっとした随分前から
    その状況には気付いていたんだろう
  
 
    意味ないなぁ・・・
 
    
    あぁ
    意味なんて
    元々無いか
  
 
 
    忙しかったよ
 
    振りまわされていたよ
 
    怒っていたよ

    悲しんでいたよ
 
 
 
    自分を押さえ込む 
  
    笑顔を作る
 
    誰かのやりきれない思いを
    受け止めようと努力する
 
 
    でも
    力は及ばない
 
 
 
 
    あ・・・
 
    自分も
    傷ついているのか
 
 
 
    疲れたね 
 
    疲れたよ
 
 

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