- 2005-04-09 (土) 13:52
- 日記的雑感
1976のマッカランが来て1週間。
素っ気無さ過ぎた出会いは、時間を経てどう変わっていくか・・・
そんな期待を胸に、またコイツを飲んでみた。
最初は30分かけてもその素顔を想像させるだけの変化を見せなかったこいつは、
1週間の時間を費やして、最初からあっさりとその素顔を見せるようになっていた。
間違いなくマッカラン。
しかも、ラベル通りにシェリー樽熟成だと解る味わい。
しかし、オールドマッカランらしいネットリとした感触は無く、
味の強さとアルコールの強さだけが印象的と言える。
そしてゆっくり飲み込んだ後は、
70年代マッカランの保つ果実を思わせる甘さと香りを
しっかりゆっくり奥行きを持たせて、長く感じさせてくれた。
28年熟成品としての底力か、マッカランという類い希なるモルトの底力か、
とにかくすっきりと、でも力強く・・・といった豊かな味わいが、
いつまでも消えそうにない記憶の欠片として、馬鹿魂に刺さってしまったらしい。
当分、コイツとのつき合いは、続くんだろうなぁ・・・(/–)/
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