Home > 日記的雑感 > ブショネ

ブショネ

 キャップシールを綺麗に切って、

 スクリューを慎重にねじ込む。

 

 レバーを起こして口に当てて、

 ゆっくりと引き上げると、コルクはすんなりと抜けた。

 

 え・・・?

 ちょっと緩いんじゃないか??

 

 コルクには少しワインが染み込み過ぎていて、

 匂いを嗅ぐと・・・

 酸味を強く感じる。

 

 ギクッ・・・

 まさか?

 

 慌てて、ワインに触れていない方のコルクを嗅ぐと、

 少しだけカビの匂いを感じる。

 

 

 もしかして・・・

 と思いつつも、まずはグラスに少し注ぎ、

 状態を見る事にする。

 

 あ・・・

 やっぱり・・・

 

 そう

 随分前に買っておいたワインは、ブショネだった。

 

 

 ブショネとは傷んだワインの総称であるが、

 その度合によっては解らない事もある。

 

 で、私も全部解るわけではないのだが、

 基本的にブショネワインは、香りの変化は乏しく開いていかない程度から、

 明らかに腐ってる?と思う位酷いものまであって、

 レストラン等でブショネを指摘するのは、かなり酷い時以外は難しい物だ。

 

 素人でもわかるほどのコルク臭、それもカビ臭い匂いを伴った匂いを

 まとったワインに当たったら、ソムリエにも飲ませて判断してもらう事。

 

 ちゃんとワインをサーブするお店は、

 開ける時にソムリエが当たり前に飲むものだから、

 新しいワインを開ける時にソムリエが飲む準備をしていない店では、

 注意してホストテイスティングをした方が良い。

 (高価なワインを開ける時に限るけどね(^_^;))

 

 グラスをグリグリ回すより、まずは一口含み、

 何かおかしいと思う時はコルクの濡れていない方の匂いを嗅ぐ。

 

 何故濡れていない方を嗅ぐかと言うと、

 濡れている方はワインの香りが強くコルクの状態を知る事は難しいからで、

 カビの程度やコルク自体の匂いの強さは、素人でもある程度判断できるのだ。

 

 そしてそのコルクからカビの匂いがする場合は、

 その匂いと比べながら、もう一回ワインを飲んで判断するが、

 それでも解らなかったらグラスをグリグリ回して強引にワインを起こして・・・

 

 でも、そこまで悩んでいると、

 ちゃんとしたソムリエだったら自分からテイスティングの許可を求めてくる

 ものだし、求めないソムリエだったら、そんな店に行っちゃった自分を

 責めるしかないわけで・・・(/–)/

 

 

 で、今日飲んだワインは・・というと、

 明らかに飲んでも美味しくない状態で・・・

 

 1万を超えるようなワインだったら、

 マジ落ち込む位まではいってなくても、

 これだけを楽しむのは難しい感じだった。

 

 で、こういうワインを買ってしまった時は常に思うのは、

 販売店にクレームをつけられるようなシステムは無いものか?・・・

 という事。

 

 以前、モンラッシェ(白ワインとしては最上と言われる部類)を買った時は

 不味くて一杯飲めないほど壊れていて、怒る前に泣きそうになった。

 

 それも、間違いなく自分のミスがあって、

 ある程度ブショネを予想できていたのだから、ショックが大きかった。

 

 何故かと言えば、

 ハーフボトルだった事と高価だった事、

 そして何故かワインセラーでなく陳列棚にあった・・という事から、

 いい加減な状態で高価故に長く放置されていた可能性が高いのに、

 その店が閉店セールで安くなっていたから、つい・・・

 欲が出て買ってしまったからだ。

 

 今回も2000年のヴォーヌ・ロマネ・ビラージュで、

 ちょっと安めに出ていたからつい・・・買ってしまった一本なワケで。

 

 

 ブショネの見分け方なんて、飲むまでわからないのだから、

 外れを引く覚悟でワインを買う位の余裕を持ちたいものだ。

 

 が・・・・

 そんな余裕はどこにも無い。

 

 で、3000円を超えるようなワインはかなり覚悟してから買う私は、

 無い知恵を絞ってブショネを引き難い方法を考えて、実践している。

 

 正しいとは言えない事を前提にあげてみると・・・

 

 1)管理をちゃんと行う、よくプロが買いに来る専門店で買う。

 2)可能なら、ワインセラーに置かれている物を買う。

 3)瓶内の空気が少ないもの。(ボトルは大きい方が良い)

 4)ラベルなどが著しく汚れていない物で、可能なら低温コンテナで

   運ばれた事を証明する表示がある事。

 5)詳しい知識を持った店員がいる店で買う事。

 

 といったところ。

 

 今回も前回も、そのワインが飲みたくて衝動的に買った物。

 買う前にじっくり品定めをする、という行為を飛ばして失敗したのが

 自分的に許せないワケで・・・(^_^;)

 

 まぁ、今日のワインはそれでも充分に飲める味なので、

 サランラップでもぶち込んで匂いを取って、

 デキャンタに移して放置プレイを楽しんでから飲む事にします。

 

 イチゴを囓りながら飲めば、多少の不味いワインは楽しく飲めるし、

 それでもダメならジンジャーエールで割るか、料理用ワインとして

 冷蔵庫の肥やしにする事にして・・・・

 

 

 すいません

 飲んべえの愚痴・・・ですm(__)m

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://blog.wakao.info/archives/100/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
ブショネ from 某若夢話 日記的雑感

Home > 日記的雑感 > ブショネ

Search
Feeds
Meta

Return to page top