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日記的雑感 Archive
秋の空
- 2012-10-13 (土)
- 日記的雑感
今日は何年ぶりかで、友人と食事をした。
積もる話はお互いあるはずなのに、
ただゆっくりと食事を楽しむ時間になる。
そうだったね。
こういう感じだったよね。
一緒に動いていた時に築き上げた関係は
こうやって再会した瞬間に蘇るんだね。
それはお互い、
その時間をちゃんと生きてきたって事。
そしてこの関係も
本物だったって事なんだね。
外へ出て空を見れば、
すっかりと秋空。
にっこりと笑って
お互いのフィールドに向かう。
君は、
別れ際に思い出したように
何かを言いかけてやめた。
話したくなったら
その時は連絡をくれればいい。
それができない関係じゃないと
今日、確認できたのだから。
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Don’t say “not my duty”
- 2012-09-23 (日)
- 日記的雑感
頑張っている事が報われる、
という事が実際の人生の中で
どれくらいあるのだろう。
頑張って積み重ねた結果、
当然に起こる「現象」を「報われた」と言うならば、
私の場合は、数多くあるのだと思う。
でも、
わかって欲しい・・とか、
認めて欲しい・・・とかの、
希望にも似た感情も伴う「結果」がソレならば、
実に少ない、と言うか、殆ど無いように思ってしまう。
自分としては、精一杯の事をしているつもりで、
でもそれは、自分にしかわからない頑張りで、
「結果」はそれなりの満足を得られる「形」になっても
満足できない気持ちに支配されてしまうのだ。
だけど、だからこそ次は・・・と思えるのだろうし、
それは常に上のレベルを目指すために必要な事、でもある。
ただね
それがわかっていても
理解されないで
悲しくなる事はある。
しかも最近は、
そんな気持ちになる事が、
多くあり過ぎた。
20代の頃、会社のトップに言われ続けた事。
それは
「これは私の仕事ではありません、と言うな。」
だった。
高度成長期の真っ只中。
どこの会社も、湯水の如く金を使い、
社員はドカドカ増やして担当分けをして、
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とばかりに攻勢をかけた。
「会社の金をどれだけ使えるか」がステイタスとなり、
同僚を蹴落とし出し抜いても前に出るタイプが、
部下を踏み台にして出世するのが、当たり前の事だった。
そんな時代に、
会社全部を背負うつもりで日々生きろ・・と、
「看板」を背負う意味を強く説いた彼は、
いつまでも経済が膨れあがるほど日本は広くない事を
直感的にわかっていたのだ・・と、今は理解できる。
写真は、
その日その時の自分が、
呆れるほど正直に写るもの。
彼は写真作家でもあったが、
晩年、身体を壊していた頃の写真を見せて頂いた事が、あった。
それは、病室で自分が受けている点滴のバッグを写した物だったが、
そこには死期を感じた彼の気持ちが、見事に写っていた。
その切り取られた寂しい感情は、
今の自分には、実に良くわかる。
今回の一枚は、
その日の環境と感情が
呆れるほど鮮明に写ったもの。
こんな写真がまだ撮れるから、
報われている事に気づけない自分がいる・・と、
理解できるんだろうね。
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外飲み
- 2012-09-17 (月)
- 日記的雑感
今年も、やります。
日時 9月29日(土)
場所 いつもの場所(中区山下町公園東屋)
時間 18時頃から22時まで(消灯で終了)
持参品 マイカップ・マイ箸・飲み物・食べ物
参加資格 ゴミのポイ捨て厳禁・飲酒運転厳禁 挨拶・スマイルしましょう。
雨天中止 決行、中止は当日午前中に掲載します。
飲んだら乗るな。
飲むなら泊まれ。
飛び入り歓迎。
責任自分持ち・・という事で、
よろしくです。
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調子に乗るな
- 2012-09-16 (日)
- 日記的雑感
挑発しても
脅しても
無礼に振る舞っても
何もするつもりはないよ
褒めても
贈答を受けても
意味は無いよ
物忘れが良い人に
何も変わらないという事は
きっと理解ができないこと
こういう生き方をすると決めた決心は
その時の状況や感情で
そう簡単には変わらないのだよ
社会は間違いなく
独りでは形成できない
そしてその社会に生きるなら
自分以外の人の事を
想像しなくちゃいけないね
自分の物差しを
押しつけていないかな
押しつけられたら
反発はあるよ
だけどそれは
生き方を変える事ではなく
生き方を守る行為でしかないんだよ
よく考えようね
人は一人きりでは
生きていけないんだよ
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MOONLIT CLUB
- 2012-09-11 (火)
- 日記的雑感
「知ってます?ムーンリットクラブが閉店するって」
え・・・?
言葉を奪う、その一言。
また、横浜の名店が一つ
消えていくのか?
「いつまでやってるの?」
「たしか今週いっぱい・・・」
早く言おうよね?
と文句を言いたくもなるが、
教えてもらっただけでも幸せな事。
マスターの性格から考えれば、
広く閉店のお知らせはしない・・・
という事が、想像できた。
「久しぶりです」
「どうも」
「あの・・・
良からぬ噂を聞いたのですが?」
「あ、ご存知で。」
何故?
と尋ねそうになったが、堪える。
理由を聞いたところで何ができるワケでもないし、
決定が覆るワケでも無い、のだ。
「何を飲みましょうかね。」
「そうですね。
1974年のトマーチン、カスクですけど45%の物があります。」
「じゃ、それを。」
店には、かなり早い時間なのに、
名残を惜しむ客が数名。
思い出話に花が咲いていたが、
そのボトルを開けると、会話が止まる。
「昨日、このボトルを開けたお客さまがいらっしゃって、
まだあるなら・・という事で開けてみたら、
まだ、全然元気でしたので。」
「トマーチン」はハイランドモルトとして、有名な酒。
でも、モルトとしての供給量は少なく、
特徴的な味わいが際立っているワケでも無いから、人気はそう無い酒でもある。
ただそのバランスの良さと、
ハイランドモルトらしい香りや味わいは、
ユルユルと飲むのに適していると思っている。
で・・・
この74年のカスク物は・・・・
ほぉ・・
美味いねぇ(^_^)
70年代モルトらしい、
フルーティーな香りとカスクならではの長いフィニッシュ。
ドスンと来るようなボディは無いのに、
何時までもソコに居続けるような存在感は、
これ一杯で終了しても良い位の重みがあった。
「マクダフのシェリーバットがありますけど」
マスターの誘惑は、相変わらず上手だ。
付き合いがあったればこそのアプローチだが、
この微妙なやり取りこそが、バーの楽しみの一つ。
そして、隠し球のようなモルトが、
いくらでも出てきそうな予感も
バーの魅力の一要素だと言える。
「今週は、一見さま、お断りにしました。
繋がる『次』ももうございませんので、
こうしていらっしゃってくれるお客様のために
席を空けておこうと思いまして。」
「何時までですか?」
「土曜までです。
クローズする事を広く伝えないようにしていましたが、
常連の方達は独特のリレーションがあるようで、
こうして久しぶりのお越しがある事は、
とても嬉しい事ですね。」
「今週、もう一回は顔を出しますね。」
「お待ちしています。」
銀座の派手な店で修行して、
金を振りまけば何でも受け容れられると勘違いした客を、
持ち前の笑顔で料理してきた彼。
決して怒らないような顔をしながら、
しっかり仕返した事があった・・と話してくれた。
「その客は、チャラチャラした服を着て、
いかにもな姉ちゃんを連れてカウンターに座ると、
これ見よがしに外車の鍵をカウンターに放り投げたんですね。」
「そんな客が多かったのですか?」
「まぁ、イケイケな客が集う店でしたしね。
でも彼らは、その中でもちょっと・・な感じでした。
で、格好つけて言うんですね。
『スクリュードライバー作ってよ。俺がスクリューで彼女がドライバーね。』
ってね。」
「よりによってスクリュードライバーですか。」
「えぇ。
だから私は、
その兄ちゃんにウォッカのストレートを、
彼女にはオレンジジュースを出してあげたんです。」
その後マスターは、店にとても怒られた・・と言っていたが、
自分にはそこまでの喧嘩を客に対してした事は・・・
あ・・
あったか(^_^;
もし、ムーンリットクラブに通った方で、
名残を惜しみたい人がいらっしゃるなら、
今週土曜までに足を向けては如何でしょうか?
MOONLIT CLUB
横浜市中区相生町1-2-1 パレカンナイ3F
045-663-2833
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