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tomo's birthday2

 いつも1人になると思い出す事。

 それは、逝ってしまった大事な人達の事。

 

 思い出す事も辛い事や、

 いつの間にか忘れていた事や、

 忘れようにも、忘れられない事などがあって、

 誰かの命日になると、自分でも驚くほど鮮明に蘇る。

 

 

 純粋で、傷つきやすかった人は、

 どこまでも離れない・・という実験を繰り返し、

 大切な理解者を結局退けて、その記憶にさらにやられる・・という

 悪循環の中で足掻いてた。

 

 私はその苦しみの100分の1位は想像できたので、

 お互いの為に線を引いていた。

 

 これ以上はできないから・・・と。

 

 だがその線は、

 結局自分を守るだけの線だったのではないか・・・と

 この日を迎えると、必ず自問する。

 

 自らの存在を否定してでも逃げたい苦しみを

 当事者の気持ちになって理解する事は難しい。

 

 それならば、ずっと理解者でいて、

 できる範囲で必ず手を差し伸べよう・・と考えて距離を決めたのだが、

 その距離が冷たさとなって伝わったのではないか・・・と、

 今日もまた、彼の事を思い出して、そう思う。

 

 

 いつかまた、

 出会う事はあるのだろうか・・・

 

 もし、それがかなったら・・・

 実際のところ、どうだったの?

 と、聞いてみたい。 

コメント:1

愛知のK 08-01-29 (火) 0:40

いつか会える時があると信じて・・

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