Home > アーカイブ > 2010-06-06

2010-06-06

alptraum


 
夜の街を歩いていた。
 
何処へ向かっているのかはわからないが、
ここに留まるわけにはいかない・・って事だけは、わかっていた。
 
どこにでもありそうな町並みは
人々の気配に溢れていたが、
道行く人でさえ、私には振り返らない。
  
どうやら私は、
誰からも見えていないようだ。
 
 
うん
大丈夫だ。
 
まだ歩ける。
 
何時だって、
独りで切り抜けてきたんだ。
 
夜はいつか明けるのだし、
向かっていけば、そこにはきっと何かがある。
 
何時だって、
そうやって生きてきたのさ。
 
だから今は、
前へ向かって歩いていこう。
  
 
 
そうだ・・・
会いたい人にだけは、巡り会いたいな。
 
そう願っていれば、きっと会えるよね?
 
 
それにしてもここは・・・
どこなんだろうね。
 
 
と思ったら、目が覚めた。
 
 
 
しかし・・・
 
私の夢には、
succubusさえも出てこないのかねぇ(^_^; 

Home > アーカイブ > 2010-06-06

検索
フィード
メタ情報

Return to page top